わんぱくルンバの冒険日記

2002年10月19日(土) 「も」

 単語はだいぶ増えて来たとはいえ、まだ発音の不明瞭なルンバは、相変わらず何をしゃべっているのか全然わからない。それでも会話する気は満々で、18日(金)の連絡帳にも

「まだうまく発音できないのですが、保育士がほかのお友だちと遊びながらお話していると、ルンバくんも一生懸命しゃべって加わってきます。『×○△……ねー!!』と語尾は上手で、『ねーっ!』と答えてあげると、嬉しそうにしています」

 と書かれていた。
 そうそう、語尾だけは上手というか、宇宙語をドバーッとしゃべった最後に、必ず「ねー!」とか「よー!」とかがつくんである。女の子ちっくな語尾になってしまうのは、私の真似をしているからなのだろう。

 ところが。
 なにがきっかけなのかはわからないが、異変が起きた。

 語尾につく言葉が変わったのである。
 どうなったのかというと、
「も」。
「も」なのである。
「×○△……も」。

 たとえば、いままで「いたい、いたいねー」と言っていたのが、「いたい、いたい、も」。ほかにも「おいしい、も」とか、「たっててー(たすけて)、も」とか、「おっちゃった(落ちちゃった)、も」とか、とにかく必ず「も」がつくようになってしまった。

「も」ってなんなんだ。

 ルンバ、日本語マスターへの道を、また一歩、後退してしまったような気がしてならない週末なのであった。


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