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≫2010年03月16日(火)≫

ただいま!ただいまー!無事ロンドンへ戻ってきました!

ローマ、フィレンツェ、素晴らしかった。美しかった!天候にも恵まれて、毎日ご機嫌な快晴!春も訪れ、街のお花も日々開花の、そんな素敵な気候でした。まるでミケがウェルカムしてくれてるような気さえしちゃって!本当、なんてご機嫌!

5日間、ナオなりに最大限活用して、毎日早起きしてイタリアを満喫してきました。バチカン美術館では、念願のシスティーナ礼拝堂でミケランジェロの天井画と最後の審判と何時間も向き合って、その圧倒的存在感と普遍的さに、思わず笑っちゃった!可笑しくて仕方なかった。ミケ凄い。愛おしすぎる!古代彫刻や他のルネサンス芸術もじっくり堪能できました!

サンピエトロ大聖堂は、その荘厳さに足もすくんじゃって、しばらく動くことができなかった。ピエタの優しい静かな美しさの前では神様(ミケランジェロという名の)と対面しているような清らかな気持ちで、浄化された気すらしました。ドームはミケの神のごとき才能を何より感じちゃった。あれは凄い!

川沿いにあるサンタンジェロ城、ベルリーニの天使の彫刻で飾られた橋と城壁は、その完璧な美しさにああテムズ負けた・・!とか勝手に思っちゃうくらい、川沿いの美しさは息をのむほどでした。そこからの景色も、ルネサンス絵画そのもの。バチカン凄い!としか言いようがないです。

ナボーナ広場とパンテオンにも行きました。古代ローマとルネサンスを一緒に感じることができて、この2つの大文化が生まれた国のなんという豊かさ!そしていたるところに馬!馬車!まるで楽園。言葉がたらなすぎて残念だけど、凄いとしか言いようがない!パンテオンのすぐ傍に劇場があったので、しかも時間もぴったり一時間後に開演だったので、ローマの舞台も観ちゃいました!ストレートプレイで、イタリア語全然わかんないけど、雰囲気は十分味わえて、貴重な体験だった!

そして日帰りでフィレンツェにも行きました!早朝出発で霧で道中全く景色が見られなかったのに、フィレンツェに着いた途端まさかの快晴!ミケランジェロの故郷であるフィレンツェで、この歓迎は最高に嬉しかった!ローマの美しさや荘厳さを十分感じた後にもかかわらず、フィレンツェはそれ以上の美しさだと、ナオは感じました。言葉にできない。歩くところすべて絵になるような、空気がすでに絵画の中にいるような、花の都そのものでした。絶対にまた行きたい!日帰りじゃ足りません!

フィレンツェでは、ミケの小さな美術館と、お墓のあるサンタクローチェ教会へまず行きました。どちらも素晴らしかった。とくに教会は、快晴のお陰で窓から差し込む日の光が劇的なほどで、こんなに美しいところでミケは眠っているのかと、嬉しくて嬉しくて!それはきっととても穏やかな眠りに違いない!愛してる!教会のお庭では緑がキラキラ茂り、鳥のさえずりが音楽のように聞こえて、静かで暖かで、なんというか、天国。そうかーミケランジェロはこんな美しいところで育ってこんな美しいところで眠りに着いたんだ。幸せだ!

そのあと、地図を頼りにダビデ像のあるアカデミア美術館まで行くつもりが、迷子!あれおかしいなー?と、とりあえず人がいそうな所へ感覚のままに進むと、広場に出ました。見渡した視界の先に、まさかのダビデ像!えええ!!これがあれか!あの広場かーー!!って、ごめん演出した言い方すれば、まるで導かれたみたいに、ダビデの広場に来ちゃいました。そしてダビデの先に進むと、まさかのウフィッツィ美術館!まさかのベッキオ橋!そしてまさかのミケランジェロの彫像!!!神!!!ウフィッツィの方は完璧に今回の旅のプランから諦めていたので、迷子のお陰で来ることができて、ごあいさつできたなんて、今でも信じられない。まあ、地図で言うと目指してたアカデミア美術館からは、真逆だったっていうね。・・・地図には自信があったんだけどな!

そこでミケの彫像としばし対話し、他のイタリアを代表する芸術家の彫像にも挨拶して、今度こそアカデミア美術館!ダビデ像は正直、直視できなかった。ナオはチキンすぎた。だって、ダビデ像の前に、なんと6体の未完成の奴隷像があるなんて、知らなかった。つまり、ダビデに行きつく前にナオのキャパ完全に超えちゃった。だって未完成の彫刻をどれだけナオが見たかったかなんて!それが6体もあるなんて!今思い出しても動悸が激しくなっちゃう。

買い物も、95%ミケランジェロで満足行く内容!ミケ好きにはたまらない!食事はあんまりきちんとは取れなかったけど、ジェラートはミルクとバナナとメロンの3種類も食べちゃった。美味しい!アイス日和が続いたので仕方ないな。イタリアンのピザやライスボールも頂きました。美味しいなんてもんじゃない。そして安い!オリーブも沢山食べたし、あれ?思い返すと結構食べてる!ホテルも居心地良く、スタッフのお兄ちゃんはティピカルイタリアのイケメンで毎朝朝食を部屋に運んでくれるんだけど、朝からイケメンは濃かった!

十二分にイタリアを満喫し、帰りの飛行機ぐったりつかれてロンドンへ向かうと、その空から俯瞰で見えるロンドンの夜景の凄さ!最後の最後まで感動が絶えることない旅でした。怖いこともなかったし、スリなどにもあわず、無事に帰ってこれました!

お陰さまで、最高に夢のような旅でした。イタリア行き、背中を押してくれたお母さん、お父さん、本当にありがとう!想像、期待以上の素晴らしさだったよ。行って本当に良かった!イタリア、特にフィレンツェにはいつかまた行きたいと、心から思う。次は一人じゃなくて、誰かと一緒がいいな。それでミケとのツーショット撮ってもらう☆冗談!あの感動を、分かち合いたいんだ。贅沢すぎるかな???



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