2009年10月19日(月) 生存報告(足跡)

知り合いの方に、長期に書き込みしないとIDが消されてしまうのではないか、といわれて取り合えず、足跡だけぺたぺた残しておきます。
こっちの日記のほうが、おいらは好きなんだけど、ほかの機能がないと、来訪者がいないんだよねえ。
純粋にテキストベースなんで、単語が検索エンジンに引っかからないと見ることもないしね。前は自前のHPにリンクしてたから、そこが日記の入り口になっていたんだけど。
まあ、人が来ないということは、毒が吐けるといえば吐けるということで、ある種癒しの地にはなるんだけどね。

誰も見てないということで、一本。

先日(といっても、二ヶ月くらい前です)、近所の夏祭りで、小学校のころの初恋の女の子に会いました。
じつは、彼女は同級生と結婚し、三児の母になっているのは姉から聞いていました。

彼女の旦那の姉が、おいらの姉と同級生でいまだに親交があるんですな。
おいらも、その彼とは仲は悪くないんだけど、生活が変わってくると、よほど意識的に時間を取らない限りあわなくなる。
実際、唯一無二の小学校の同級生の親友とも、ここ三年会えてません。独身と既婚者、土日休みと平日休み。これだけで合わない要素満載。機会があればまあ会いたいな、とは思うんだけど、彼も酒を飲むわけではないし、ラーメン屋行ってもそんなに長々いられるわけじゃないしね。難しいところだ。

さて、話を戻すと、その彼女と夏祭りで会ったとき、すごく懐かしい気がしました。
今までずっと自分の気持ちをいろんな方面で殺してきただけに、そんな気持ちが癒えた気がしました。
すきとか嫌いとかっていう感情は当然もうない。ただ、目の前にいる彼女が昔好きだったんだな、という、幼いころの自分の記憶がなぜか愛おしくて、たまには自分の心も大事にしてやらんといかんかな、と思いましたよ。
そして、数週間後、おいらは子供たち二人を散歩させているとき、また彼女とばったり。お互いに「おー」と声をかけ、手を振って別れた。話せばいっぱい話せただろうが、お互いにそんな状況ではない。だからそれでいいのだろうが、こういう記憶って大切だね。まだどろどろさを知る前の、純粋なころの好意という感情の動きってのはさ。


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彩葉 [MAIL]

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