うちの会社から、ひき逃げ犯が出るかもしれない。 中身的には、一時停止で一度停止した後、ゆっくり車を動かしたところ、自転車が来てあたったかあたらないか、で自転車が転倒した、というもの。
しかし。
問題は、その後の救護措置を行わずにガス馬車がいなくなってしまったということ。しかも、Uターンして逃げた、という。 倒れた自転車の女性は怒り、彼氏を呼んだ。彼氏は警察に通報。 目撃情報から、車両は特定され、うちの会社の某ガス馬車と、御者があがったらしい。
ただ、問題はいくつか在る。 言っているのは女性だけなのだ。 つまり、その彼氏ですら現場は見ていない。 そこから想定されるのはいくつかのケース。
・ガス馬車に当たって倒れた。ガス馬車はUターンしてそのまま行ってしまった ・ガス馬車に当たってはいないが、ガス馬車の出現に驚き倒れた。ガス馬車はUターンして行ってしまった。 ・ガス馬車に当たって倒れた。ガス馬車はUターンしないで様子を見たが、怪我がなさそうなのでそのまま行ってしまった ・ガス馬車に当たってはいないが、ガス馬車の出現に驚き倒れた。ガス馬車はUターンせず、怪我がなさそうなのでそのまま行ってしまった。 ・ガス馬車御者の関係ないところで倒れた。ガス馬車御者はそれに気づかずそのまま行ってしまった。 ・そもそもが捏造
上記の内容に、さらに『ガス馬車御者が気づいていて』と『ガス馬車御者はきづっかずに』という選択肢が適宜入る。 いくつかはひき逃げ。 いくつかは誘発による転倒事故。 いくつかは、逆に被害者の加害者化。
非常に複雑だ。 深夜23時と、目撃者もゼロ。 接触したとしても傷が双方にない。 証拠すらありません。
これをどう立件するのか。 面通しをしたところで、ナンバーを見ていた人間が、車の中の顔を見ているわけもない。
ただ、ガス馬車御者は、某箇所でちゃりが倒れているのは見ている、そうなんだよね。昨日の休み明けの話だと。
最悪ならひき逃げ逮捕、会社は特別監査。営業停止。
そうなると、おいらはほぼ毎日徹夜。 帰れません。 ゆずが、実家が耐えられるか。それが一番の問題だ。
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