2007年02月15日(木) 親父の適性

最近、ばーちゃんの介護だとか、ゆぅの散歩への付き合いだとか、調停委員の勉強だとか、に一生懸命な、第二の人生を歩き始めた親父。

しかし、やはりどこかしっくりこないようだ。

がんばってはいるんだけども。

そんな中、姉貴の確定申告の作業を始めた。
集中している。
集中している。
……集中している……。

本人から話を聞いたわけではないが、ずいぶん真剣にやっている。

面白いのかな。

第二の人生で始めたものは、とにかく人間関係。
法律の是非や、道理の是非、その他もろもろの常識で判断しなければいけないものの、知っていれば済む問題ではなく、その中で落としどころを探さなくてはならない。
どこか、ガス馬車御者の管理に通じるものがある。
決して割りのいい仕事ではない。
問題を解決すればするほど、自分がドンドン穢れていくのが実感できる。
むしろ、自分の子どもにはさせたくない類の仕事。

そんななか、数字と向かい合って数字をはじき出し、是非を決める。
向いてるんだろうな。
親父に。
久しぶりに充実しているような親父の顔を見た気がした。

人間には、やはり向き不向きがある。
それを痛感した。


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彩葉 [MAIL]

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