2006年11月23日(木) クレームにみる人格分析

本日、泊まり明け。
二件ほどクレームがあったが、両方ともよく聞いてみるとガス馬車御者は悪くない。どちらかというと、ガス馬車御者を出し抜こうとした人間が、それをガス馬車御者に指摘され、腹いせに会社にクレームということで電話してきたのだが……。

1.乗り逃げ未遂

彼氏とデートが終わった女。
酔っ払っているせいか、彼氏にガス馬車を呼んでもらって乗せてもらったもののその記憶がないのか。
ガス馬車が走っている最中に意識が戻ったとかで、自分はガス馬車を呼んだ記憶がないから、おろしてくれ。お金は払わない、といったそうだ。
そうしたら話もなくいきなり警察を呼ばれたそうで、お金は払ったそうだが……。そういう教育をしているのか、と。

しかし、ガス馬車御者から話を聞くと、実際は話が違うらしい。
おろせといった後、ガス馬車御者がガス馬車を止めたら、自分で扉を開けて降りていってしまったそうだ。
お金を払っていないのでガス馬車御者が追いかけていってお金を払ってもらいたい胸を告げるが、自分はガス馬車に乗った覚えはないとの一辺倒。
押し問答になりそうなので、周囲の人が警察を呼んでくれて、警察が来てもしばらくは自分は悪くない、お金は払わない、といっていたが、逮捕という言葉をちらつかされると観念してお金を払ったようだ。
ガス馬車御者はお金さえ貰えば問題ないので、すぐに仕事に戻りたかったので、それ以上は警察には突き出しはしなかったそうだが、女側はプライドが傷ついたんだろうね。
上記の電話をかけてきたよ。
双方の話が食い違うのは年中だが、今回は、警察が入っていることだし、ガス馬車御者のほうが正しいだろう。
ガス馬車御者も、警察が証人だといっているし、何より、自分に負い目があっての事件なら、そこまで饒舌にはならない。
これは面白いもんで、人間の特徴。
饒舌になる場合、ケースを想定して計算しつくされたしゃべり方をしていなければ、概して真実。逆に、計算されつくされている場合は真実ではない場合が多い。
けっきょく、本当のことで自分が悪者にされそうな場合、人間は動揺して言葉数は多くなるが理路整然とはしゃべれない場合が多いんだよね。

2.駐車違反

六本木の交差点のそばには、車を止めて客待ちをしてはいけないところがある。
そこは、交通量が多いのでだめなのだが、実際はお客も多く、警察も黙認のところがある。
そこを通りかかった男から苦情の電話。
聞いてみると、駐停車禁止のところで客まちをしていて、それを注意したら、逆にバカやろうと怒鳴りつけられた、というのだ。警察を呼ぶも、その前にお客を乗せていってしまったため、事件にはできなかったが、お前の会社はそういう教育をしているのか、もし今度その車両が止まっているのを見つけたら陸運に訴えてやる、という旨のクレームだった。

ところがガス馬車御者から話を聞いてみると、バカやろうと怒鳴ったのはお客のほうで、相手にされなかったことを腹立たしく思ってのクレームらしかった。警察を実際に呼んだらしいが、警察にも相手にされなかったため、完全にバカにされてしまったと思った口。

平たく言えば、『俺の話を聞け〜♪』てきなハードバカと同じ人種。
面白いよね。
日本に、こんなに肛門気質がごろごろいるとは。
まあ、今の『割を食いたくない人たち』がごろごろいる世界だったらありえるのかな。
それにしても、知識だけが先にたって、筋がわかっていない人たちが多すぎる。
確かに、駐停車禁止のところに車を止めているのはわるいかもしれない。
けれどね、それを注意して入れられないから、相手の車を蹴っ飛ばしたり罵詈雑言を浴びせかけたりするのは、筋違いなんだよね。
それをわかっているから警察は相手にしないのだが、それをわかっていないのが東京ガス馬車センターだったりする。お客のクレームを真に受けて、管理職と当該ガス馬車御者を呼びつけて……。

まあ、実名でのクレームでなければ処理しない、というのもあるけれども、以下船弱い立場だ。
そして、そんな弱い立場で日々がんばっている人たちにおいらは敬意を表したい。
雲助、であったのはふるいはなし。今は立派なサービス業ですとも。


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彩葉 [MAIL]

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