| 2006年09月19日(火) |
東京ムツゴロウ王国へ |
行ってまいりました。 群馬にいるときから、行ってみたいと思っていたところ。
最初サマーランドの横にできたと聞いて、ずいぶん意表をついたところに作ったな、という感じでした。 着いて中に入ってみて、いきなりウォータースライダーが目に入ってくるから、『動物王国』と謳ってはいても、ムツゴロウさんが資本を出しているだけで、実は動物と接することができながら、実は遊園地の様相を呈しているのかな、と思ってました。でも、動いている形跡はない。 まあ、HPがあるので、それをみてから行けばよかったのでしょうが、地図で場所だけ確認するにとどまっていましたので。
行ってみて、まず建物の古さ、道路の整備されてなさに愕然。 割れたアスファルトからは雑草が生え、おそらくうどんか何かを売っているかもしれない売店は全く使われている形跡はない。 アーケードも遊園地の頃の残りのようで、意外と古い。
確かに、入り口に犬が寝そべり、愛想のいいスタッフの方々。 テレビで見た動物王国の様子の通りだ。 入り口の柵は北海道の動物王国のものをそのまま持ってきたそうで。 似せたのか? いや、本物か。 ……動物王国のミュージアム的なテーマパーク?
内心、テーマパークのテーマが見出せずに、困惑するおいら。 たぶん、時期が時期だけに、ドッグショーとかはなかったから、さらにそう思ったのかもしれない。平日だったしね。 石川百友房(誤字ごめん)にいたたくさんの犬たちと戯れ(あんま綺麗じゃないけど)変える間際に聞いた女性スタッフの言葉で、このテーマパークのテーマが腑に落ちた。
「サマーランドさんからレンタルで借りているこの土地は、あったとおりに返さなきゃいけないんです」
ああ、なるほど。 この土地はレンタルなのね。 なので、池に浮かぶボートとかもすべて含めてレンタルということね。使うか使わないかは別として。 では、ウォータースライダーとかも動かないわけだ。 そして、ところどころにあるミュージアムを見てみると、どうもやはり記念的な意味合いが強い。 そうか。 ここの動物王国は、北海道のものをそのままこっちに持ってきたということなのね。たまたま、引っ越した先に湖があり、ウォータースライダーの後があっただけ。 そう理解してみると、アスファルトなど敷いていない動物王国にとって、たまたま越してきた先にあったアスファルトなどどうでもいいわけだ。 通路にはみ出してきて、何の管理もされていないと感じる雑草類も、それでいいわけだ。
『荒れている』と普通の人が感じる状況でそれを会えて放置しているのは、テーマが『動物王国をここに作る』だったからなのだな。
そう理解できると、すべてのこの状況が理解できる。 ふむふむ。 石川さん(動物王国の)には、込み入った話は聞けなかったが、あの雰囲気は動物王国そのものだった。 犬の名前を大声で叫ぶあの様子も、動物王国のまま。 居た時間は二時間程度だったが、ゆっくり時間が流れている気がして、心身ともにリラックスできた気がした。
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ムツゴロウファン、動物王国ファンにはたまらない場所かもしれない。 ただ、テーマパークとして利益を出していくことを考えると、若干つらいか。 動物と接するテーマパークはほかにあるし、何より、ムツゴロウさんや動物王国にそれほど興味がない、「行ってみるか」的な人の再来は望めないだろう。 いっそのこと、完全に動物王国の焼き直しを目指せばいいか、となるが、あの立地では若干難しいか? 圏央道が中央道、東名とつながると、全国の人が来られるようになるかもしれないが、それでも、体質そのものは変えないと、つらいかも。
スタッフの対応がいいだけに、がんばってほしいとも思うのだけど、なかなか東京という場所に移した場合利益が優先されるのがつらいところ。 ムツゴロウさんが、最近また露出が増えてきたのも、その辺に背景があるのかもしれない。
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個人的には大満足でした。 申し訳ないけど、リピーターとはなれないかもだけど。 そして、何より、ゆずっこが自ら楓以外の犬に手を伸ばせたことが嬉しかった。 ゆずっこの中ではまた違う経験が蓄積されたことでしょう。 動物の(特に犬猫)がうろうろする中で、おびえることなく自分のペースを貫き通せたゆずっこ。 これは大収穫でしょう。 三歳、四歳の女の子が、犬が怖くて泣いているようだったから。 また、もう一人の子供が生まれたら来てみるかな、という感じ。 ありのままの犬たちに触れる、という観点で見ると、どこのテーマパークにもない特殊な空間だし。
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