国土交通省が、サービスの向上を図るためにガス馬車御者の登録制を実施に移すという。
ばかじゃね? 本質がわかってないから、見当違いの手段ばかりを実施に移す。 何で質が低下したかといえば、国が規制緩和して、競争させたからでしょうに。 ガス馬車業界の本質がわかってないから、単純に競争させればサービスがよくなる、と考えたのだろうが、提供するサービスが限られている業界において、サービスの競争をさせれば、当然値段を無理に下げるに決まってるでしょうに。 そうなれば、従業員にしわ寄せが来る。経営者は自分の給与を減らすわけないんだから。給料が下がるか人件費を減らすために雇用を減らすか。で、ガス馬車業界は従業員がお金を集めてくるサービス形態であれば、給料を下げるしかない。給料が下がれば、当然いい人材は辞めていく。 残るのはすくいようのないものばかり。ほかのところが使ってくれないから底に残る。 そんなのは、業界のことがわかってればすぐにわかるはず。
新商品を発表し、新しいものを研究し、やっていける業界ならまだいい。 けれど、お客をAからBの地点まで運ぶのに、安全に速く、以外に何のサービスがあるよ。 手拭を出そうが、リポDを渡そうが、本質的なサービスはそこじゃない。 女性専用ドライバーは女性にはいいかもしれないけど、男性は乗せられない。 密室で何かあったときに、誰がどう彼女らを守れる? 誰が彼女らの命を守れる? ガス馬車御者は、密室で見ず知らずの人間に背を向けている商売なんだ。 基本的には善人説に立ってる。 命を取り扱う商売は大変だというけれど、自分の命をさらす商売が何でこんなに扱いが悪いの?
ガス馬車御者がすれた人間になるのは、その環境においておのれを守るのはおのれだけ、と悟った人たちの悲しい選択なんだよね。 態度が悪いのは、怖がりの犬がしきりにうなるのと同じ。
それを見極められない連中にガス馬車御者を責める資格はない。 ガス馬車御者を一番なめているのは国なんじゃないか?
最近、そんな気がしてならない。
やっぱり体制を整えないとね。 福利を良くして、給料をある程度保証した上で、就業できる人間のハードルをあげる。そうなれば、必然的に淘汰が進み、わけのわからん奴らはガス馬車御者になれない、と。 ガス馬車の運転が誰でもできる。 そもそも、そこが大きな間違い。 ガス馬車の運転って難しいんだよ、ほんとは。 ただ、運がよくて事故にあってないんだ、と言う人があまりに多い。 その自覚がないのが一番怖い。 結局は、ガス馬車の怖さを教える制度が整ってないってことなんだろうね。 教習所も営利に走ってるから。
事故にあわないための運転。これを教えないと。 で、免許をもっとハードルあげないと。 でも、無理なんだよなー。
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