今日はおいらの実家へ。 前回、実家の犬(おいらが育てた)とゆずっこを対面させたところ、ゆずっこを家族と認めた楓。 今回も実家に行ったらゆずっこをはじめとするおいらたちを喜んでお出迎え。 ゆずっこのいすや布団を忘れたので、今回は楓の寝床を借りてゆずっこ特等席を作る。(犬用なんですけど(^^;)
楓は少し不満そうだったが、ゆずっこだったので我慢して寝床を渡す。 正直、これだけでも犬としてはすごいことなんだけどね。 自分より目線が下の犬に対して、敬意を払って接するということは犬にとってはありえないこと。目線の高さ=体の大きさを示し、体の大きさ=強さを示すからだ。 ゆずっこは弱い。 少なくとも楓よりはずっと。 しかし、おいらの子供だとわかっているから、楓は遠慮する。 力がある者のの関連する血族に対し敬意を払うって、人間とそっくりじゃん。
そして……。 ゆずっこばぁば(おいらの母ね)がゆずっこを抱っこしていて、たまたま頭が乗っているほうの腕をがくりと下に下げた。 ちょうど、ゆずっこの首ががっくりと動く。 もちろん、首が据わっていない頃なら大問題だが、今なら大丈夫だ。ゆずっこもにこにこしている。 ところが。 怒ったのは楓だ。 おいらの母親に向かって、うなるでもなく咆えるでもなく、訴えかけたのだ。 ウワウワウワウワウワゥワゥ……。 犬を飼っている人間なら判ると思うが、犬は自分より強いものに対して意見をするとき、咆えるでもなくうなるでもなく、声を搾り出すようにしてなく。自己主張。それはまるで、 「何でそんな危ない抱き方をするのよぉ……」 といっているような感じだった。 いや、まさにそういっていた。 家族の人間は、楓のその訴えを認め、全員で楓をほめる。 この状況で叱るバカはいないだろう(^^;
犬を飼うからには、こういう犬との交流もほしいよね。 人間として増長することなく動物と接して初めて得られる関係。 金持ちが道楽で飼っている犬とは違う。 生き物として接するのではなく、家族として接する。芸を教えるとかそういうことではなく、家族として接する。 そうすることで犬は自分で考えることをするようになる。
帰り際ゆずが言った。 ゆずっこにもああいう風に育ってほしい、と。 情操教育には犬を飼うことは必要だが、まだ早い。 いつかゆずっこが自分で楓レベルまで犬と接することができるようになるといいな、と思う。
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