後藤田正晴さんがなくなったと、昨日のasahi.comでみた。 91だったんですな。
彼と直接面識があるわけではない。もちろんですが。 といおうか、おいらのことなんざ知らんでしょう。
おいらが彼をすごいと感じたのは、予備校のとき。 当時法学部を目指していたおいらは(というより、小説家になるために法律をちょっと学んでおきたかった……結果的には経済でよかったと思うけどね。法律や文学は自分で興味持ってたから独学でもある程度できたけど、経済は興味がなかったから、大学入って無理やりやらされて興味がわいたからね)浪人時代、思い切り手を広げまくっていた。まあ、それが大学受験失敗した理由だと思うけどね。 やってた科目が
・現代文 ・古文 ・漢文 ・数1 ・代数幾何 ・基礎解析 ・確率 ・英語 ・日本史 ・地理 ・小論文口座 ・化学
さらに、趣味で世界史、だからなー。 予備校で趣味に走るから受験失敗するんだって(^^; この知的好奇心は大学はいってから花開くことになるんですが、これはまた後日。
で、上記の中の論文口座で、死刑制度の是非を問う問題がでた。 そして、論述者からすれば非常に面白い、賛成の立場と反対の立場の双方で小論文を一本ずつ書くこと、という課題がその後出される。 これは小論の先生に食いついて自習という形で両方書いたんだけどね。
で、死刑議論に集中しているときだった。 後藤田さんが十数年(二十数年)来止まっていた死刑を執行した。
すごい人だな、と思った。 死刑の是非を問う気はない。 ただ、法律で決まっているものを執行しないというのは、それは職務怠慢だということだ。 『悪法も法』。 もし、死刑が悪いというなら、徹底的に議論すればよい。 その結果、廃止にするなりなんなりすればいい。 死刑は悪いと思うから執行しない、というのはおかしい。
もし、それが許されるなら、窃盗にしても万引きにしても、法律は禁止してるけど、俺がいいと思うからいい、という論法が成り立ってしまう。
『懐刀』。
おいらは、彼は世間とは全く違う部分を切りつけられ、その部分を後生大事に守っていくことになりそう。
追記
どうやら三年数か月らしい。記憶が(−−;
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