折れたはず。枯れた筈の気持ち。 なのに、どこかで停留所張りが順調に進んでいるのを喜んでいる自分がいる。 自分という存在が、知恵と知識と力と能力のすべてを使って突き進んでいく。 それがしたくて仕方ないようだ。 気化蝋売りはそれができなくてすぐに辞めた。
常に上を目指す自分がいる。 常に新しい能力の習得を目指す自分がいる。
-------------------
ねーさんの実家が火事で燃えたらしい。 その時に、彼女は気づいたようだ。 幸せになるためにはお金が必要だ。 しかし、それを他者に求めてはいけない。 自分の力の底上げをしていかないと。
おいらはそのことに気づいている。 ゆずもそのことに気づいて必死にやっている。 ねーさんもそのことに気づき始めた。 良くも悪くも、自分の生き様を真似てくれる人がいるのは、自分が認められたようでそれはそれでうれしい。
でも、ひいては自分のためなんだけどさ。力をつけるのは。
|