白。...... author 風梨 透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。
| 日進月歩ってどういう意味だろう。/2003年08月07日(木) |
日は進むのに月は歩いているよ…。
なんてことではなく絶えず進歩することなんですね。
毎日単調に繰り返されているというのは激しい思い込みでしかないのです。
僕がこうしている『今』もどこかで誰かが生まれ死に笑い泣き叫び祈り・・・
誰かが空を見上げてる
誰かが花を摘み取ってる
誰かが…誰かが…
変わらないものなんて何処にもないって。
そんな、思考を僕はずっと巡らせていく…
僕が来ると思っている明日は、僕が思うよりずっとずっと脆いものなんでしょうか。
未来のために、と歌う僕らの心は、輝いているんでしょうか。
日々に疲れ、空虚な笑みを称え口をつくのは悪口ばかりで。
こうなったのも世界が暗いからだなんて言い訳したりしている。
そうして日々を過ごすことは無駄なことなのでしょうか。
考えれば考えるほど、どうしてここにいるのかがわからなくなってく。
救世主を信じる、それだけのことがどれだけ難しいのか。
ここに反語の気持ちはありません。
それだけの思考を、僕は持っていない。
僕はいい大人にはなれません。
僕は自分が思っているほど弱い人間ではないと思います。
まだ走れる、笑える、泣ける。
それだけの力も感覚も持っているから。
偽善でも救われる命がある。
たった一つのコインが、誰かの笑顔に繋がるのは本当のこと。
そこにどんな意志があったって。
けれど僕は臓器提供の意志はありません。
軽々しい気持ちで言う言葉ではありません。
死んだら、燃やされるだけの身体だからなんて。
割り切った考えも、僕には持てない。
それでも、生きたいんです。
生きていたい。この鼓動が止まるそのときまで。
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自分の意志を突き通すことの難しさを、最近また知りました。
それでも私はコレまでと同じように。
ずっと詩に托していたいと思います。
ドナーカードを持つ意志がないということも私にとっては結構気の引けるものです。
そのうち、提供しない、と主張しなければ、臓器提供も当たり前の世の中が来るのでしょうか。
なんでこんな話を書いているかというと、今日久しぶりに自分の書いたもの(全部オフラインですが)を読み返していたので。
上に列挙していたのは、私が詩の中に少しずつ織り込んできたものです。
全てが私の本心かはここでは伏せておきますが。
でも、ドナーカードを持っていないのは本当で。
今こうしている間の誰か、のお話は、本当のことだと信じています。
日進月歩なんて私にはできない。
誰かに自分の意見を言うということは、もの凄く勇気の要ることですね。
こうしている間もドキドキしてる。
画面の前で憤っている人がいたらどうしようって、思っています。
なら日記に書かなければ、とも思いますが。
私にはここしか吐き出すところがないので。。。
気分を悪くされた方がいたらごめんなさい。
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