白。...... author 風梨
  透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。



テスト前。/2003年02月22日(土)

塾の自習室に篭もって数学といてた。
日本史の30枚のプリントは現実逃避でまだ眼を通してない。
あんなに辛くても、まだ終わるわけじゃなくて。
テスト範囲の少しにもならないと思うと気が遠くなる。

どうしていつもあんなに頑張れるんだろう。

疑問。
終わったら結構勉強してたりして。
勉強してない状態でテストを受けたこともまだない。
でも、テスト前はいつもいつも怖くて怖くて仕方ない。
だって、私は昔から勉強が出来ないから。
好きなことを調べるのは苦じゃない。
日本史も国語も、世界史も、テストじゃなければ好き。
でもテスト前のプレッシャーが辛い。

今度こそ本当に出来ないかもしれない。
出来なかったら、私は受験の可能性を失うことになる。
怖い。

いつもいつもそんな繰り返し。
普段からやれば、って声が聞こえてきそうだけれど。
テスト用紙を見た瞬間体が震えるのは、真っ白になって見えなくなるのは。
いくら勉強してたって、可能性としてはあることだから。
だから、怖い。

テスト期間が終わっても、今度は本格的に受験生になるだけだ。
泥沼みたいに沈んでく場所からは、なかなか抜け出せそうにない。


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