白。...... author 風梨 透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。
ひさしぶりに。/2003年01月07日(火) |
自己嫌悪。
元々、自分で言うのもなんですが、あまりしないほうです。
なぜかというと
「私が私を愛してあげないでどうして誰かを愛せるの?」
という自己理論があるからです。
でも自分の悪いところは眼につきます。
どうしたって、人間だから。
そこを眼を逸らしていたら、生きていけないんですね。
もっと自分のやるべきことをやればいいのに。
こんな所にいる場合じゃないのに。
受験生という焦り。十六歳という年齢。
そろそろ現実を見なきゃいけない。
ここに座っていたって、文字を紡ぎ続けたって
どうにもならないことのほうが多い。
わかってる。けど、まだここにいたい。
ここを離れたら、たぶん私の居場所はない。
私の中の私として唯一価値のある私がなくなる。
十年間ずっと、これだけは守ってきたんだ。
ここから離れなかったら、私はどうなってしまうんだろう。
自己嫌悪。それは捨てる私に?拒む私に?
わかってるんだよ、今やらなきゃいけないことは。
でも、その道は本当に合っているんだろうか。
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