白。...... author 風梨 透明銀狐/贅沢な言葉たちへ/優しい嘘ばかり言って。
ワタシノハナシ。/2002年03月20日(水) |
久しぶりに本を読んだ。
あるサイトのある小説。
気がついたら泣いていた。
全部読み終わって、現実に戻されて。
泣いている自分に驚いている自分がいた。
本を読んで泣くなんて、いつ振りのことだろう。
そんな小説に出会う機会もなかったし
ここ数ヶ月は本を読むという行為すら拒んでいた気がする。
無くしてしまったものをとり返した気がした。
あまりにも悲しいその話は私の心を満たしてくれた。
本を読むことの充実感。
本を書くことで与えられるものの大きさ。
改めて感じて、良かったな、て思う。
私には人を感動させられるほどの本はかけない。
けれど、人の心を揺さぶることのできることに関わっていられる。
それが、嬉しい。
小説を書くことも詩を書くことも演じることも、舞台を作り上げることも。
きっかけは簡単。
でも、今は何よりも愛しい。
そう感じて、また何かを始められる気がした。
今日は勇気を出して少し外に出てみようか。
まだ一日は始まったばかり・・・
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