バカ日記★怖い夢。 |
中年男に恋をされて、犯されかかる夢を見た。 痩せて顔色が悪く、肩位の髪をした長身の男は実家の寝室にいて、その男のギラギラした視線を感じて、私は安心して眠れずに彼の一挙一動を怯えた目で見ているんだ。 すると、男は急に疲れた様な、優しい顔になって 「何もしないよ。安心してお眠り。」 と言った。 今は落ち着いているけれど、言うことを聞かないと、逆上するかもしれない、と思った私は、横になって寝た振りをした。 しばらくして、彼が動く気配を感じて、薄く目を開けると、彼は母の大事にしている観葉植物(実際はそんなものはないけど)を寝室に集めて、その葉っぱを一心不乱にむしりだした。 そんな事をすれば、母は私に何かがあったのだと気づいてしまう、と思った私は、起きあがって彼を止めようとした。 私が緊張の糸を切ってしまえば、私は絶対何かされる。 私が犯されたとしたら、やっぱり事件になってしまうのかな。 私が犯されたと知っても、ようちゃんは、私をお嫁さんにしてくれるのかな。 そんな事を思いながらも、この狂人を放っておくわけにはいかない、と思った。 「やめて!それはお母さんの・・・」 と言いかけると、彼は 「お前が悪いんだ!」 と言いながら私にのしかかった。 足を開かれそうになりながら、抵抗している所で目が覚めた。 いっぱい汗をかいていた。 怖くてしばらく身動き出来なかった。 動いたら、あの男がまた襲ってくるような気さえした。 こんな日に限ってダーリンは出張なんだ。 しばらくして、あれは夢だったのだと、やっと確認できて、のろのろと起き上がった。 無性にダーリンの声が聞きたかった。 早くこの夢の事を話して、笑い話にしてしまいたい。 すると、タイミングよくダーリンから電話がかかって来た。 「今やっと終わったよー。」 疲れたようにいう彼に、一気に夢の話をまくし立てた。 「そりゃ怖い夢やったなぁ。可哀そうに。心配せんでも、俺はリカに何があってもリカにお嫁さんに来てもらうつもりやで。まぁその前に、そんな事した奴がおったら、俺、スーパーサイヤ人になって、そいつ殺しにしに行くけどな。」
私は彼が殺人鬼でも彼を愛し続けることが出来るのだろうか。
それを聞いた時は 「あはは。そりゃ光栄やわ。」 と言っていたのだけど、この夢のようになるのなら、ごめんこうむりたい。 あー怖かった。
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2003年09月01日(月)
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