バカ日記★歌声

ダーリンが、
「先に寝るね。」
と一人で布団に入ったのを、
「おやすみ〜良い夢を〜」
と、ジャンプ読みながら送り届けると、しばらくして寝室から変な歌が聞こえてきた。


「リカちゃんはぁ〜とってもぉ〜らぶり〜なのでぇ〜ヨウちゃんには〜もったいないのですぅ〜あああぁぁぁぁあぁあぁ〜♪」


子供が歌うような、歌詞も曲も無茶苦茶な歌。
こっそり寝室を覗くと、顔半分まで布団にうずめて、こっちに背中を向けて、延々とその無茶苦茶な歌を歌っているダーリンが。


「リカちゃんのぉ〜よだれでぇぇ〜ま〜くらがぁ〜だえきくさいのぉ〜ですぅ〜あぁぁあぁぁぁぁ〜♪」


私がこいつバカだと呆れながら様子を伺っていると、ダーリンはこちらを素早くチラ見した後、また、


「あぁぁぁぁああぁぁあ〜♪」


と歌った。
「・・・・・・・あんた、バカァ!?」
と私が言うと、
「はっ!アスカ突っ込み!・・・フロムエヴァンゲリオン・・・。」
とマニアックな事を言って頭まですっぽり布団にもぐりこんだ。
そしてまた、


「ああぁあぁあぁぁ〜♪」


とくぐもった声が聞こえてきた。


布団を引っぺがして、
「餃子!」
と叫びながら耳をかじってやった。


彼は、必死で抵抗しながら、
「この歌はヨウちゃんに著作権があるねんで!勝手に日記に書いたらあかんねんで!」
とわめいていた。
うすうす、この日記でネタにされている事を気にしていたらしい。




・・・こんなおいしいネタ、私が日記に書かないわけはないという事を、彼はまだ気づかないようだ。
2003年02月13日(木)

エロバカ日誌☆ / リカ隊長

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