〜徒然なるままに〜
日々これ行き当たりばったり。
人生なるようにしかなりません。

それなりの努力は必要だけれども。

2007年06月30日(土) 転機。

動画コメントのやっふー分だけが視聴出来ず、仕方なくぎりぎりでWMP9をダウンロードしたら、それ以前にOSがMeだから、という理由ではじかれていたと知る。
遅すぎた。
Meの時代は終わったのか。
そして今更OSなんぞいじれるはずもなく、タイムアップを迎えそうです。
さようならー。

・・・いや、今から焦ってでもノートパソコンにネットの設定すればぎりぎり間に合うかもしれないんだけど、もうそんな気力は欠片もないです。

だってさ、結局は手に入らないからさ。(多分そこは理由として究極)

だがしかし、思い返すにコメントサイト残り4つのうち、2つくらいページがまともに開かなくて直接落として見た(おい)やつがあったんですよね。
OSが対応してなかったのを通り越してファイルだけ奪った格好になってたんかしら。
いいや、かわいいやつだったから。(感謝)



仕事でちょっと変化な気配です。
もうぐったりです。
なんか泣きそう。
何かが来そう。


管理人が今属している部の女子は、ほとんどが派遣さんである。
社員は私を含めて二人だけ。
そのうちの一人は8月末で結婚退職する、とすでに4月に聞いていた。

いずれ辞めるからもういいや〜、という手抜き空気が駄々漏れ状態の彼女は周囲からの評判がかなり落ちていたが、当の本人にはその自覚が全くなく、職場の雰囲気が結構悪くなっていた。
ベテランなので(管理人よりもちろん先輩ですよ)仕事は出来るはずなのだが、「女特有の感情論」を職場に持ち込む典型的なタイプなので、正直なところ苦手だったりする。

そもそも管理人は総務のおばちゃんなので事務方の彼女とは違う仕事なわけだが、彼女の後任に本部の人間(事務的素人)が来たらうちの部は終わりだなー、と漠然と思っていた。


先週の金曜日。
気紛れに一番大事にしているピアスを会社にしていった。
何故そんな気になったかといえば、その数日前に不意にあることを思い出したからだった。

「死ぬまでにあと何回食事出来るか考えたことありますか?」

テレビ番組のゲストからそんな風に聞かれてどきっとした、とコメンテーターが話していたシーンがふっと頭に浮かんだのだ。
管理人は食に対する意識や執着が低いのであまりぴんと来なかったが、それをこんな風に置き換えてみた。

「死ぬまでにあと何回このピアスをつけられるんだろう?」

・・・あー、いかん、つけなきゃ駄目だ。

もともと会社にしていけるようなデザインではないと思っていたが、それは自分が勝手に決め付けていただけのことで、そんなのは誰かに言われてから考えればいいじゃないか、と思ったのである。

大事大事にしまいこんで結局使わないタイプなので(苦笑)つけなければ、着なければ、使わなければ意味がないと思うようになった。
だって生きてる限り年は取るし。
死んで灰になったら、ピアスをつけられる耳朶はなくなるんだし。


そう思ってつけていった日の朝一番に、バカ次長+役席から呼び出しをくらった。


「まだ部では発表されてないけど、今日辞令が出て女子社員がひとり来ることになりました」

・・・・・・あの人が辞めるの8月でしたよね?後任来るの早くないっすか?2ヶ月あるぞ?
で、何でアタシが面談されてるんだ?

「それで、今君がやっている総務の仕事を新しく来る人に引き継いで、8月に辞める人の仕事を引き継いで欲しいんだよね」

・・・・・・はい? アタシが引き継ぎ×2?
辞めるのアタシじゃないのに???

「部長は君にもっと今とは違う仕事をやらせたい、とずっと前から言っていたし、これから引き継ぐ仕事ももちろん大事なんだけど、もっと上の仕事をやってもらいたいと思ってるんだよね」

げ。

「はっきり言われたわけではないけど、部長は君に仕事でも階級でも上を目指して欲しいと思ってるし、かなり期待してるんだよ。負担は相当かかるけど、是非とも頑張って欲しいんだよね」


いや、アタシは別にエラくなる気なんかないんですけど!(汗)


ただの一般事務職で会社に入った人はその大半が結婚するまでの腰掛けだと思っているからいいけど(アテが外れてベテランになっていく人もいるけど)、管理人は精神上の問題で結婚出来ないので、死ぬまで会社で働くことになる。

随分前からそう思ってはいたが、今は実家にいるからいいけどそのうち家を出なきゃいけなくなるだろうし、そうするとこのお給料のままではいつか生活出来なくなるかなー、ライブ行けなくなるかなー、まー金が尽きたら死ぬだけか、どうせいつか死ぬしね、自分で死ぬわけじゃなくやむを得ずだから自殺には当たらないだろう、うんうん、などと思っていた。


そんな適当な似非生活設計しか描けない人間に昇進のチャンスが巡って来てしまった。(死)


世間の事務職事情を思えば羨ましい話だろうと思う。
特に営業でも何でもないただの事務職な女子に、こんな話はまず降ってこない。

なのに降ってきてしまった。
レベルの落ちたこの会社にいい加減愛想が尽きてお暇しようかと考え始めていた矢先に。
なんつータイミング。(- -;)

仕事の結果よりも普段の仕事ぶりを評価する、と言って部下の細かい行動や言動からその本質を見抜いてしまうような出来たお人の部長が、どうして自分に高い評価をつけるのかが不思議で不思議で仕方ないのだが(謎だ・・・)、とどのつまりは。

己の化けの皮が剥がれるか、
あるいは一度付けられた評価に見合う結果を意地で出し続けられるものなのか。

少なくともココは人生の岐路のひとつには違いない、と感じた。


・・・意地で結果出せるなら苦労しないよな・・・・・・。(本当だよな)


とりあえずピアスはやっぱり調子悪くて耳から血が出たし(笑)、体のあちこちに細かい異常が出てるし、相変わらず通勤時には同じ曲しか聴けないし(丸4ヶ月だよ)、であまり状況は宜しくないのだが、結局、逃げるのはいつでも出来るから。
試しにやってみるかな、と今は思ってます。
ちょっとだけだけど。(ちょっとだけなのか)



で、この木曜日から新しい人が来たので2日引き継ぎしてみたんですけど。
自分、今まで引き継ぎってしたことないわ、ってことに気が付いた。(死)

だって転勤したことなかったんだよ!
店がなくなって他の店に全員で引っ越したり、同じビル内で部署が代わったことはあるけど、そういう場合は前任も後任もいないから名目は転勤でも実質は転勤ではなかったわけよ。

そんでもって、新しい人としゃべるのってすげー苦痛で(それは性格の問題ですけどね・・・)話は通じるし多少総務の経験があるから説明せずに済むこともあるので何とかなりそうですけど、これで仕事出来ないぼんくらだったらオレが会社辞めてる勢いだったな。


いやね、オレが辞めるわけじゃないのに何でオレが引き継ぎしてるんだよ、っていう意識がどうしても起きてしまうのれすよ。
情けないけど何かどうしてもそう思ってしまうのれすよ!


辞令が出た先週金曜日の夕方、8月で辞める人が後任の話をしてきた。

「聞いた? こんなに早く来ると思ってなくてびっくりしちゃった〜」

「・・・まー2回引き継ぎしなきゃいけないわけだし(オレがな・・・)夏に組織変えするとか他にも色々あるみたいですから、それで早めにしたんじゃないっすかね?」

「そうだよねー。でもあたしまだ退職願出してないのに後任来ちゃったよ〜って焦っちゃったー。実はさ、この土日で本当に会社辞めるかどうか彼ともう一回話し合おうと思ってたもんだからさー、その前に来ちゃったよー!もう続けられないじゃん!って思って。」



何言ってんだコイツ。



その場は適当に流したが、これが、これが引っかかってんだよ!

半年先の組織改編を視野にいれながら営業上の数字達成を計画するような部長なので、当然事務の担い手が減ることに対する危機感も大きかった。
単純に支店から事務をやっている人間を引っ張って来られれば楽だが、今の人事制度ではそれが出来なくなったため、人事部に何度も足を運んで無理を承知で何とか事務が出来る人間を後任にしようとしていたのだ。

結局それが認められず、だったら、と事務の経験が多少はある管理人を使う方向で変則的な人事となったようなのだが、この当の本人ののほほんぶりは何なんだ。


だから女は嫌なんだ。
いつまででも自分が必要とされていると思うから。

会社なんて誰かがやればいい仕事がその大半なんだから、結果が同じなら担い手なんか誰でもいいんだよ。
それが早いか遅いかだけで、だったら早い方がいい。
事務なんて、そんなものでいいはずだ。

さすがに引っ込みがつかないので辞める方向で固まったようだし、私が引き継ぎしているのを申し訳ないと思っているらしく声もかけてくれるが、やっぱり腑に落ちないことは多い。

こんなんで続くのか(主にオイラのモチベーションが)、疑問は大いにある。



そんな転機はおとんの元にも訪れた。
先日の株主総会直後の人事異動で、えらくなってしまった。

今の立場が立場だったので、部下やその他の比較的弱い立場の人達には「希望の星」として喜ばれ、一方のエライ人達からは「何だアイツだけえらくなりやがって」と不評を買っているらしい。
・・・いや、人事だからさ、おとんが自らそうした訳じゃなく会社の命令なんだけど、今まであり得なかった人事らしくて社内に相当な衝撃が走ったらしい。
一番驚いているのは本人なんだけど。
バラエティに富んだ人生だ。


一方の弟君にもプチ転機。
寮を追い出されて(笑)会社が借り上げてるまかないさん付きのアパートに引っ越したらしい。
だんだん後輩が増えてきて寮に入り切らなくなったのが理由らしいが、寝ても覚めても会社の人間ばっかな寮よりも気分転換出来て今の方が良いらしいです。



変化が良いモノとなるかどうかは努力次第なのかな。



とりあえず、最近の管理人は 寂しい んだと気付いたので(苦笑)その寂しさが猛烈に襲って来たときにどうすれば良いのか、対策を考えているところです。

でもランダムに人恋しい訳じゃないんでそれが面倒くさいというか自分らしいというか。



去年の今日は高知入りして晩飯にカレー食いました。
夜になるにつれて時折ぱらぱら小雨が降った。
ホテルで借りた自転車を乗り回して夜の高知市内を走り回った。
小さな神社でお祭りやってた。
路面電車が走ってた。
長い大きな商店街があって、でも遅い時間だったので店が閉まりかけで、飲食店を見掛けてもあんまりぴんとこなくて、それで24時間営業のどこにでもあるカレー屋で季節限定本日までのスープカレー食ったんだった。

覚えているということは、その記憶が自分の一部だということです。
忘れないというのは、嫌なことも辛いこともずっとずっと覚えているということです。





会いたいなあ。


 < 過去  INDEX  未来 >


雪飛