2008年02月17日(日) |
中日本SL U-17 岐阜工業高校戦 |
08年02月17日 (日) 11:00開始 鈴与三保グラウンド 中日本ユースサッカースーパーリーグ U-17リーグ Bブロック 対 岐阜工業高校 ※40分ハーフ 天候: 晴れ
[前半] 清水エスパルスユース −−−−−−−−柴田−−−−−−−− − 望月恭 −青木−−小澤−−稲毛−− −−−−− 望月卓−深澤慶 −−−−− −−− 佐野傑 −前田−−杉山−−−− −−−−−−−−池上−−−−−−−−
−−−−−−山崎−−服部−−−−−− −−中島−−−−−−−−−−長井−− −−−−−−青山− 志津野 −−−−− −−野田−−大槻−−本田−− 森 −− −−−−−−−−山田−−−−−−−− 岐阜工業高校
岐阜工業 清水エスパルスユース 0(0) シュート 5(2) ○前田、○恭平、×前田、×池上、×佐傑 3(0) 右クロス 1(0) ×恭平 1(0) 左クロス 4(2) ×卓馬、×杉山、○稲毛、○杉山 0(0) 右側CK 0(0) 3(0) 左側CK 0(0) 1(−) 犯OS 0(−) 3(1) ファウル 6(0) ・池上、・杉山、・杉山、・前田、・杉山、・恭平
[後半] 清水エスパルスユース (55分〜) −−−−−−−−柴田−−−−−−−− −−山田−−岩崎−−小澤−−曽根−− −−−−−−青木−−西澤−−−−−− −−− 佐野傑 −前田−−柴原−−−− −−−−−−− 佐野孝 −−−−−−−
−−−−−−山崎−−服部−−−−−− −−中島−−−−−−−−−−長井−− −−−−−−桑原− 志津野 −−−−− −−野田−−大槻−−本田−− 森 −− −−−−−−−−山田−−−−−−−− 岐阜工業高校 (55分〜)
40分、清水、交代: 望月卓→岩崎、稲毛→曽根、杉山→柴原、池上→佐野孝 (岩崎CB、青木DH) 51分、清水、自陣中盤の底でボールを奪ったCH深澤慶がサイドに捌く。RB山田、バックステップしつつ前線を伺い、一気にDFの裏のスペースを狙って、斜めのロングフィード。PA左側へ猛然と抜け出たFW佐野孝、ボールを右横に持ち出すと、トラップに戸惑いながらも詰め寄るDFを背中でブロック、ついには足下に納めるや右足一閃。ゴール右へ突き刺した。1−0 55分、清水、交代: 深澤慶→西澤 55分、岐阜、交代: 青山→桑原
岐阜工業 清水エスパルスユース 2(1) シュート 9(7) ×佐傑、○孝洋、◎孝洋、○柴原、○佐傑、○柴原、×青木、○孝洋、○青木 2(0) 右クロス 6(2) ○山田、×孝洋、×山田、×青木、×山田、○山田 3(1) 左クロス 4(1) ×柴原、×曽根、×青木、○曽根 0(0) 右側CK 1(0) ×佐傑 1(0) 左側CK 1(0) ×佐傑 0(−) 犯OS 0(−) 4(0) ファウル 3(0) ・慶也、・小澤、・山田
●個人的MVP 山田 健太 ●個人的MIP 青木 達也、深澤 慶也
一進一退の序盤を過ぎると、20分を過ぎたあたりからグラウンドレベルでしっかりパスを繋ぐ清水が試合を支配するようになる。単発的にLH中島、あるいは右サイドに開いて飛び出すFW服部の突破に手を焼くが、中央をきっちり切ってシュートチャンスを与えず。しかし、攻めてもOH前田のドリブル以外は突破力に乏しく、13分の前田が自らの突破で得た直接FK、16分の自陣からドリブルで持ち込んだ前田をフォローしたRB望月恭のシュートぐらい。ようやく終盤、相手陣内に押し込むと36分に望月恭、40分にDH深澤慶が効果的なサイドチェンジを繰り出し、相手組織を崩すことに成功するが、中央でそれぞれFW池上、OH佐野傑が決められずに前半を終えた。
後半、青木が一列あがると、ここから効果的な長いパスが出るようになり変化が出てくる。51分にロングボールで先制するとが、反面、中盤からのドリブルと細かいパスで相手を幻惑した前田を、長いパスが飛び越してしまう側面もあり、痛し痒し。時間が経つにつれて青木が奪う位置が高くなり、ボール支配率は高い数値を保った。だが、練習初日のLH柴原が呼吸が今ひとつ合わなかったり、青木のスルーパスや山田のクロスに対してFW佐野孝のフィニッシュが雑になったり、ボックス内での精度に課題が残る。一方、守る機会の少なかった守備面だが、54分にFW服部がCB小澤に潰されつつも残したスルーパスにFW山崎が反応、追いすがるCB岩崎を振り解き、シュートを放つ被決定機があった。足で止めたGK柴田に救われたが、圧倒的に攻めながら最終スコアは1−0、プリンス一部昇格に向けて気を引き締める必要があるだろう。
後半から登場の山田は、積極的な言動で自己満足に陥りがちのチームにダイナミズムを与えた。前の味方にパスを当て、それを追い越して前に上がるのが山田の持ち味だが、SBの位置でもそれを十分に発揮。足下のテクニックのある佐野傑とのコンビで、右サイドを攻略した。単独でのフリーランも多く、僚友の青木・小澤からの長いパスを受ける一方、自らも自陣から前線に長いパスを繰り出す。コーチングにも相変わらず積極的だった。 前半CB、後半DHで登場した青木。CBとしては人に対する強さを発揮し、無難にこなしていたが、相手に競り勝つところまでで終わっており、その後のクリアの力強さが足りない。味方の2列目 (MF) を越えて跳ね返さないと、波状攻撃を受けてしまう。DHとしてはさすがに慣れたもので、きっちり守ってきっちり攻撃に繋げる青木らしさが随所にみられた。深澤慶は司令塔として機能。機を見て左右に振り分けつつ、中盤を細かく繋いで前田や佐野傑と絡み、味方それぞれの特徴に合わせてバランス良く配給した。流れの中で自らも前に出る機動力も見せたが、自らシュートを狙う積極性があっていい。
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