実験的に思える8つの作品群。半分以上が日本人の手になるが、そうとはわかりにくい作品もあった。短編の良さが出ていたのは「プログラム」。最初は「媚び」ていると思ったのだが、結構気に入った。ほかの作品もマトリックスの世界で存分に遊んでいるように感じた。ただ最後の「マトリキュレーティッド」はちょっと意味がわかりにくかったかな。発想はわかるんだけど、オチがね。