昔々あるところに、というわけではないが、おじいさんとおばあさんが小さなとんかつ屋を営んでいた。びっくりするほど分厚い豚肉を低温でじっくり揚げた黄色いサクサクの衣のとんかつ。前回訪れたときはおばあさんと息子さんに替わっていた。そして今回、同じくおばあさんと息子さんだったが、残念ながら衣のレシピが変わってしまったようだ。時は確実に移りゆく。