映画「A.I.」を見たのだが、哀しくてでも何か物足りなかった。ロボットと言うとどうしてもアシモフの三原則を思い出してしまうので、デイヴィッドには欠陥があるように思えてしまう。人間に近づけたかったと言うならば、不要な機能を備えているように思えるし。人間側の描き方も中途半端だった。キューブリックならばどう作っただろうか、とは多くの人が描く仮定だろうが、「2001年宇宙の旅」に何度も挫折している私にはなんとも…