猫の瞑想
目次|前へ|次へ
昨日の占いの話で血液型による性格診断を引き合いに出したが、 お遊びの範疇にとどめない人もいるらしい。 求人条件に血液型を持ち出したり、幼児教育を血液型別に行ったりする例があるらしい。 そういえば、私が入社したての研修時、グループに分かれてプロジェクト的に 課題を行ったのだが、後で聞いた話だと血液型が分散するようにグループ分けしたと言う。 その話を聞いたときは「へー、そうだったんだあ」という感じだった。 名前順でグループ分けするのとさして違いを感じなかったからだ。 しかしこれが人事につながっていくとなるとだんだん難しくなりそうだ。 最初の求人条件うんぬんの話にもつながる。
アメリカでは求人の際、性別、人種などを持ち出すことは禁じられているそうだ。 遺伝的に決定付けられ、本人の努力では変えようがないものだからだろう。 その考え方にのっとると血液型もまさしく遺伝によるものだ。 けしからん、と言う話になる。 ただ実際問題としては血液型は別として、求人条件に載っていないことも 採用を決定する段階でいろいろと考慮されていると思う。 例えば日本料理店の店員はアジア人がしっくりくる。 この場合白人には門戸は開かれているが、不利ということになる。
履歴書に血液型を書く欄があっただろうか?
|