* HOMEWORK DIARY *

2004年12月13日(月) 期末テスト(ESLリテラチャー)

今日はESL English Through Literatureのクラスで期末テスト。
みんなで円形に机を並べて、喋りたい人から順番に、今まで授業で取り扱った作品の中から好きなものを挙げていきました。

私が選んだのは、D. H. Lawrenceという人の作品で、『The Rocking-Horse Winner』。
他の作品が、こう、じんわりと涙を誘う感動作品が多かった中で、これはかなり違った雰囲気の作品で、ほかにこの作品を取り上げている人はいなかったけど、私は好きでした。


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このクラスの生徒たちは、留学生やメジャーをとっているフルタイムの生徒(1セメスターで12単位以上履修している人)はほとんどいなくて、もうアメリカ在住10年以上!みたいなオジサン、オバサン(失礼!)で、読書好きの人たちがほとんど。
だからみんな、すっごいしゃべれるんですわ。
タジタジ。

作品の英語レベルも、私にはまだまだ難しかったなぁ。


テストも終わって帰る際、先生に
「以前、アドバンスライティングの先生に『あなたたちのリーディングレベルは小学校5年生と同じレベルよ』と言われたことがある」と言ったんです。
すると、普段とても温厚な先生が珍しく顔をしかめて、
「誰がそんなことを言ったの!? ひどいわね。このクラスは正直言ってカレッジレベル(大学生レベル)よ。自信をもって!」


あー、そうだったのか。
これがカレッジレベルなのか。
うん、確かに私には難しかった。

でも逆に、
「小学生でも読めるような作品でこんなに苦労してるなんて!」と自信をなくしていたんだけど、これがカレッジレベルだと知って安心しました。
それと同時に、もっとたくさん、自由に本を読もうって思った。



リテラチャーのテストと同じ時間帯に、マディが教えるライティング、グラマー&ライティング、ボキャブラリーのクラスで合同ポットラックパーティをやっていました。
マディのポットラックは強制参加じゃないし、クラスを取ってない人も参加できるし、大好きなんです。
テストが終わってからちょっと顔を出してみました。

宴もたけなわ。
みんなすでにおなかいっぱいの様子で、おしゃべりに花が咲いていました。
私がドアのところからちらっと覗いていたらマディに見つかって、
「待ってたのよ〜!」と引きずりこまれました。

でも今日は午後からJapanese Cultureのグループスタディがあるので、私はミュンスークのとなりに座って、韓国のり巻きをひとつ摘んでおいとましたのだけど。



約束の図書館前に行くと、おなじグループのキャリーが携帯で電話中。
私の姿を見つけると、すぐに電話を切って
「今日は誰もこないんだってー」
「誰も? ミドリは子供が病気だって言ってたね」
「ジョシュも今電話があって、ダメだって。ペイリーンも」
「そうなんだ。キャリーはどうする?」
「私は大丈夫だよ。時間あるし」

というわけで、私とキャリーの2人になったのだけど……
ごめんなさい!
私、資料を集めただけで何も書いてなかったの。

結局、キャリーがわからなかったという数問について、私が持ってた答えをあげて、細かい字でびっちり埋められたキャリーの答案をコピーさせてもらいました。

キャリーは
「グループワークでも、まったく同じ文章でもOKって言ってたから、私の答えを写してもいいよ」って言ってくれたんだけど、
それはさすがに申し訳ないので、
「ありがとう。でもできるだけトライしてみる。で、もしどうしても答えがみつからなかったら、キャリーのを参考にさせてもらうね」と。

それから余った時間は雑談。
というか、Japanese Cultureの授業の中で日本の姿を学んで、キャリーにとってはどうしても理解できない日本人の行動というか、習慣みたいなのがあるんだって。
そんな話をしていました。
たとえば、日本人の男性は、なぜ結婚すると奥さんと話さなくなるのか、とか、
日本人の女性は、なぜ結婚すると職場にいづらくなるのか、仕事を辞めるのかなどなど。

私たちだって普段から疑問に思っていても、日本全体が変わらないんだもの。
難しいよ。
ほんと、女性にとっては日本は暮らしにくい国です。
それに気づいていない人が多いから、変わらないんでしょうね。

自分の娘には、このままアメリカで暮らしていってほしいと願ってしまいます。


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