++ 何かが足りない ++

バツイチ子持ち男と結婚する事を最初は軽く考えた。

「なんとかなるや」

みたいな感じ。

別にバツイチが駄目ってんじゃない。子供がいるってのが悪いってんじゃない。

ただただ漠然とした不安。

悦司くんは不安をあたしに与えながらもあたしとずっと生活していく事に離婚するほどの不満も何もなく過ごすだろう。

例えばあたしが「エッチしたくない」とかって言って1年2年しなくても離婚するほどのことにはならないだろう。

なんだろう…

なんか足りない。

何があっても大丈夫って言う確証がない気がする。

悦司くんはあたしを一生かけて守れるんだろうか?

前の嫁の子供と自分の両親のほかにあたしを背負っていけるんだろうか?

最初から自分にオプションついててその上であたしを背負っていけるんだろうか?

別に全部背負ってくれってんじゃない。

それだけのキャパと自分の気負いがあるのかがわからん。

それが不安だ。

言葉で言われてるだけではなく、実際の態度とか考え方が大事。

その辺がたまに聞いてて不安になる要素。

こういう文章読んだらまた凹むんだろうな。

でも凹んでもらう。

いや、あんたほんとにあたしを幸せにするつもりあんの?

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これが足りないよ。君。

好きだけじゃ結婚できないのだよ。

安心させて欲しいならまずあたしに余裕を持たせろい!

++ 2004年09月28日(火) ++



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