よもやま日記

2014年06月23日(月) トークショーに行ってきました

(今さらですが)4月末の事ですが、竹宮先生&ちば先生&花村先生のトークショーに行ってきました。

まずはお茶の水で開催された4人の先生の原画´展の会場へ、岡さんと一緒に行きました。
展示会場に入ると、そこはたくさんの原画´が壁にズラリと…!
京都で開催された原画´展にも行きましたが、会場のスペースの都合でほんの少し枚数が少なかったような…?
(どれがなかった、とまでは記憶が定かではないのですが)
竹宮先生は地球へ…の原画´でしたvv
連載当時の絵と、白黒原稿は、ジョミーとブルーが生身で初めて会うシーンが10枚ほどでした。
ジョミーがブルーにミュウの長になれと迫られるシーンです(^^;)
2007年以降に描かれた絵では「地平を開く」「継がれゆく星」、去年のぼんぼり祭りの「意志ある者へ」が展示されてました。
他のカラー原稿や赤と黒の二色原稿(フィシスとソルジャー・ブルー、ジョミーとキースのシーン)は連載当時のものがほとんどでした。

他にも3人の先生方の原画´が展示されているので、どれもじっくり観賞。
藤井先生が亡くなる前まで描かれていた絵は、何度見ても切なくなります。
(描きかけだけどすごい綺麗なんです…綺麗なだけにもう)
ちば先生の女の子は見ているだけで元気をもらえる感じ。
花村先生の昔と現在のキャラの描き方の変化は、すごいなあと思いました。

一度会場を抜け、近くでお茶してから岡さんとはお別れ。
私は一人でトークショーへと向かいました。
このトークショー、事前申し込みの抽選制(50人)でした。ダメ元で申し込んでみましたが、よかったです。
会場に入ると既に沢山の人が。
私はちょうど会場の中央辺りに座りました。
後方には関係者の方たちという事で、合計で100人くらいの参加者がいました。

そしてトークショー開始。
京都の時も思いましたが三人の先生は相変わらずお元気です!
クリエイティブなお仕事をしている方はやはりエネルギーがあるなあとしみじみ。

花村先生は漫画家になりたての頃、編集者からもっと下手に描いて下さいと言われたとか。
(理由は読者が真似しやすいように…だったかな)
ちば先生は漫画家は大変な仕事だとおっしゃってました。
漫画家は孤独な作業なので、若い漫画家にはスポーツ(ゴルフ)をやりなさい!と進めているそうです。

京都の時に比べて、今回は「原画´」自体についてのお話が多かったです。
質問コーナーで「原画´に選ぶ作家に基準はあるのですか?」という質問が出たところ、竹宮先生の回答は「私より前に漫画家になられた方」。
原画´にはアーカイブという目的があるためだそうです。
その上でご本人の同意が得られた方だそうです。(そりゃそうだ)

他にも「原画´のデータはどこに保管されているんですか?」との質問が。
一応答えられてましたけど、個人的には何でそんな事を聞くのかなあと思いました(^^;)

原画´は、元になる原画が描かれてから、原画´のデータを作成する時期によって、同じ絵でも違ってくるという事でした。
古い絵の方が、価値があるように見える、最近描いた絵だとそうはならないと。
…という竹宮先生が指差したのは、ご自分の描かれた「地平を開く」でした。
おっしゃる事は理解できますし、昔描かれた他の絵とは確かに違う感じはするんですが……でも全然そんな事ないと思うんですけどね!(^^;)

それとですね、後方の関係者席には漫画家さんや編集者の方とかいらっしゃったみたいなんですが、声優さんもいらっしゃいました。
もしやと思ってよく見たら、S賀さんの姿が!
すごく目立たないようにされてましたけど、ちょっと嬉しかったですv

トークショーはもっともっとたくさん話されてたんですが、ちょっと記憶が…。
帰宅してから簡単なメモとっておいた筈なのに、それが見つからない。
私がミュウだったら、もっときちんと記憶できたのに〜すみません。
夏コミ原稿に取り掛かる前に、どうしてもアップしておきたかったのはこれです。
レポにもなってないレポですが、読んでくださってありがとうございました。




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