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| 2006年06月15日(木) ■ |
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| 物部日記・『長谷川会・来たる』 |
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嫌な時や腹が立つときは誰にでもある。 でもそういうことの大部分はじっとこらえなければならないことを、私たちは知っている。
だから今みたいにむしょーに喚き散らしたい時も、じっと我慢するか何かストレス解消になることをしなければならない。
でもそんな趣味もないしなあ。
「やあ、物部さん」 学校に行こうとしたら、キャッシュバック桜井さんがいた。 六月の初めにいきなり家を訪ねてきたおじさんだ。 今年の春に実家に帰った私の知り合いを尋ねてきたらしいのだが、まだ高知にいたのか。
「……っていうか、どうして私の名前知っているんですか?」 「ヘルレイザー鎌足から聞きました」 ああ、どうやら連絡はとれたらしい。よかったよかった。
でも、あれだ。ヘルレイザーだのキャッシュバックだのなんかとんだニックネームで呼び合う人間を容認するあたり、私の神経もどうかしているのかもしれない。
しかし鎌足さんが私の話を他人にするなんて、結構意外だった。 そんなに仲がいいわけでもなかったんだけれど。 「心配されてましたよ」 「何をですか?」 「そろそろ物部さんのストレスがたまるころだろうなあって」
そんな遠いところにいる人に心配かけてたのか、少し反省。 「まあ、元気百倍ですよ」
変な世間話をしてしまった。
でもあれだなあ、誰かが気にかけてくれている。それを知るだけでも、心というのは、浮かぶ。
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