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2005年06月10日(金) ■ |
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たまにはあなたと妄言を |
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恋愛のできない人間って、いる。
人の性格を分類するのはあまり好きではないが、それでも直感的に他人の才能と限界について考えてしまう。 そんなわけで、ふと考えたのが、恋愛のできない性格について。
まずここで言っている恋愛のできない、というのは出会いが少ないとかモテナイとかの、恋愛をしたくてもできない人のことではない。そんなの私も含めて世界中にたくさんいるわけでとりたてていうことでもない。
私が言いたいのは、たまにそこらへんにいる恋愛感情というものを理解できない、というタイプの人。 そういう人に、恋って何? と聞かれても説明に困るものがある。惚れるってことは、まあ塩を舐めたら辛いし砂糖をなめたら甘い、とかそういう感覚の一つみたいなものだから(これは私の独断ですが)「恋ってのは、これこれこういうものなんだよ?」と説明しても、おそらく向こうが望んでいる回答にはならない。理屈で説明するのは難しい。けれど、そういう人は大体定義を求めたい人。 なら他人はその人に何をするべきか? 別になにもしなくてもいいだろう。その人が勝手に理解できるまで放っておくのが一番優しいやり方ではないかと思ったり思わなかったり。
でまあ、なんでそんな風になるのだろうと考えれば、多分そういう人には恋愛が必要ないんだと思う。 異性に隙間を埋めてもらう必要のない充実した日々を過ごしている人間は、恋なんてしない。 若者達よ、恋愛なんて趣味で代替がきくんだぜ?
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