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海老日記
管理人(紅鴉)
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2005年03月10日(木)
僕の心に二人の悪魔

 内なる悪魔が言った。
「うおーし、日記さぼってやったぜー、この調子で週刊日記にして、いくいくは月一にしてやれー、燃えろ燃えろー、日記の概念を無下にしてやれー」
 内なる天使が囁いた。
「これ書き始めたときは絶対一年は続けたいって言ってたじゃない。いつかはホームページも作りたいし、自分に定期更新が可能なのか見極めたい。そう思って日記をかきつづっているんじゃないの?」

 内なる悪魔が反論した。
「何言ってやがる。この頃はパソコンに触れても学生自治会の企画書作るので精一杯で、海老銃のこと頭の隅で優先度十七位くらいにしてきたくせに。今日だってたまたま時間が空いただけで明日からまた殺人的メニュー喰らわせんだぜ、日記なんて無理無理」
 内なる天使は諦めない。
「そんなの、規則正しい生活をしてればいいだけでしょ。あなた、昨日何時に仕事が終わって、何時間遊んでから寝たと思ってんの。真面目にやりゃあ日記の一つや二つ」

「こいつに真面目なんて言葉があると思ってんのか」

 内なる声とはいえ、少し傷ついた。