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2005年03月04日(金) ■ |
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線の向こう側にいる彼と彼女へ |
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インターネットをやりだしたのは高校二年生ころになる。 何かしらの方針で学校の教室に一台パソコンがおかれ、インターネットし放題の高校生が続出したとき、私も遊びまくった。始発電車に乗り学校に一番乗りし、皆が朝から教科書を開いているときにサイト巡回をしていた。 あるとき隣に住んでいる祖母の家にパソコンが来た。一家で一番最初に携帯電話を持ったハイテクおばあちゃんのパソコンは、やっぱりインターネットができまくり、私はやっぱり遊びまくった。そのおかげでパソコンの使い方と遊び方をしることができた。とある小説投稿サイトに辿り着き、ワードを使うことを憶えた。数えたら、五十万文字以上書いていた。 顔も知らない、ハンドルネームとその人の書く文章だけで判断するしかない、『人』がいるという不思議な世界を、私は知った。 それなりにお友達もできた。 人付き合いが苦手な私だが、こちらが発言できるときだけ書き込めばいいというシステムはとても向いていたし、面と向かっては言えないことも、何気なく言える。 それに、相手の顔もわからないのに悪態をつく人は少ないから、みんな優しい。だから、居心地がいい。
そんな私をお母様はパソコンオタクとレッテル貼ってくださった。
で、久しぶりにとある方のホームページに行くと、前に行った時から更新されていない。日記を見ると、「妊娠八ヶ月目、しばらく更新ストップしますごめんなさいね」とのこと。とりあえずお祝いの言葉を送っておいた。 で、久方ぶりにとある方のホームページに行くと、そこの管理人さんが大学生だということを知る。なんだか私のネット上のお知り合いは大学生が多いことに気付く。 で、久方ぶりに、自分より一つ年下の女の子のホームページを見に行ってみる。昔は悩み相談などもした。人生に疲れているような高校生で、 行ってみたら閉鎖されていた。
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