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2005年02月22日(火) ■ |
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受験戦記Mononobe・4 最後の徹夜 |
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今の時刻は午前四時 今の場所は高知大学内 学生自治会BOX 半年間(大学祭が終わってから新歓期が終わるまで)借りることができるその部屋で、私は生まれて初めて座ったまま寝ていた。 そう、確かA班の班長にローテーションを作るのを手伝っていた時だ。 A班長が他の先輩と相談しだしたので休憩と思って椅子に座ったら……二時間経っていた。人間、どこででも寝れるのだな。なんて思ったり思わなかったり。 けれど聞いた話には風呂場で髪洗いながら寝た先輩もいるそうだし私なんていいほうだろう。
結局私なんかこの一週間たった二回しか徹夜をしていないのだ。この一週間備蓄されたカップラーメンしか食べていない人に比べたらきっとマシな方だ。 けれど、私は生まれた初めて、この時間に追われる集団に入っていることに、ドキドキしている。こういう切羽詰った空気の一部に、私が居て、私の仕事があるということが、むやみにドキドキする。
多分、今日はぐっすり眠れる。というか、明日がいよいよ本番なので寝ろという命令が出た。 でも多分寝ない人もいる。 私は寝る。
明日は晴れるだろうか……
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