独り言
i p f


2006年09月30日(土) word/death march

ある晴れた日の昼下がり
レンガ敷きの歩道の上
見上げた空に浮かぶ雲が何故か痛い

昨日までの無邪気な日々を
思い出と呼べと言われ
しまった自転車に積もった塵が何故か痛い




「やがて風は言葉無く吹き抜け全てをさらってしまった」

「天国も地獄も何処にも無くて全ては燃え尽き灰になってしまった」




痛い程青過ぎた三月の晴天を切り裂いて
舞い降りた悲しみも天使か悪魔が連れ去ってくれよ
と願う




「やがて風は言葉無く吹き抜け全てをさらってしまった」

「天国も地獄も何処にも無くて全ては燃え尽き灰になってしまった」


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