独り言
i| p| f
兄から借りたギターを 僕の誤りから燃やしてしまった
幼かった僕は 見つかってはいけないと ベッドの下にそれを隠したんだ 勿論 何も解決しないし 救われもしない
でもその時の僕には 罪と向き合うという事が どんなに尊い事かなんて少しもわからず 「誰かこの家ごと僕も一緒に燃やしてくれればいいのに いや いっそ地球ごと食べられてしまった方が都合がいい」なんて事を本気で神に祈ったりもしたんだ
今日の空が あまりにも 僕の生まれた街の 真冬の空に 良く似ているから 思い出に寄りかかって みたかっただけ
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