独り言
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2004年08月29日(日) 真冬の雨

兄から借りたギターを
僕の誤りから燃やしてしまった

幼かった僕は
見つかってはいけないと
ベッドの下にそれを隠したんだ
勿論
何も解決しないし
救われもしない

でもその時の僕には
罪と向き合うという事が
どんなに尊い事かなんて少しもわからず
「誰かこの家ごと僕も一緒に燃やしてくれればいいのに
いや
いっそ地球ごと食べられてしまった方が都合がいい」なんて事を本気で神に祈ったりもしたんだ


今日の空が
あまりにも
僕の生まれた街の
真冬の空に
良く似ているから
思い出に寄りかかって
みたかっただけ


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