独り言
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2004年08月12日(木) |
scene 0049:アルコール依存症と貴婦人 |
「何でそんな目で私を見ていらっしゃる? 私が何かしでかしましたかねぇ? 私にとっちゃ今が何時だろうと構わないんですよ。 夕方6時に目覚めて それが夕焼けなのか朝焼けなのかも区別の付けようがねぇんですから。 そして次に眠る時まで酒をたしなむんです。 呑み疲れたらその場に横たわって いつ覚めるとも知れない夜がある事をしるんです。 …又そんな顔しなすって。 何か気に障りましたかぃ?」
そして男は会釈も無しにその場を立ち去る。
《痛みを伴う最も尊い台詞 その3》
「そもそも時計なんて持っちゃいねぇんですがね」
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