独り言
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2004年08月06日(金) 六根

薄汚れた部屋で
冷酷な床は
横たわる肉体を
受け付けようとはしない

流れる音は何処までいっても
破滅を謳歌する

裸電球をたよりに
かつての哲学にふける俺を
枠に収めるとしたら

どんな形がいい?



鏡に映る俺は
ナニモノダ?

精神の解放とは如何なる事象か?

オレハナニガイイタイ?

またあの日の俺が窓越しにじっとこっちを見てる

心を許せるのはポータブル・カセット・プレーヤーだけ


誰の声も俺の心には届かないよ

だって
俺がそう仕向けたんだから

そして
天然痘は
夜を越える





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