独り言
i| p| f
薄汚れた部屋で 冷酷な床は 横たわる肉体を 受け付けようとはしない
流れる音は何処までいっても 破滅を謳歌する
裸電球をたよりに かつての哲学にふける俺を 枠に収めるとしたら
どんな形がいい?
鏡に映る俺は ナニモノダ?
精神の解放とは如何なる事象か?
オレハナニガイイタイ?
またあの日の俺が窓越しにじっとこっちを見てる
心を許せるのはポータブル・カセット・プレーヤーだけ
誰の声も俺の心には届かないよ
だって 俺がそう仕向けたんだから
そして 天然痘は 夜を越える
愛
傷
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