独り言
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2004年05月15日(土) |
包囲網[その闇を照らす灯火+α] |
己を守る為についた嘘が、何故か退屈に思えた。 他を陥れる為に仕掛けた罠に、何故か己自身が絡まっている。 切り裂いた傷口から滲み出る真実の色を、何故か直視出来なかったんだ。
今頃になって『自由』が俺を締め付ける。 選んだのはいつだって俺自身なのに。 綱渡りの途中で危うくなっては、いつも誰かの罪を仕立て上げようとしていた。
オレヲ…、 ホウイ‥スル…、 シッコクノ…、 ヤ‥ミ…。
スベテヲ…、 ケシ‥サロウト…、 シヤガル…。
・・・ねぇ誰か!! 明かりを灯してくれ!!
流れ落ちた汗が描いた、純粋で無垢な曲線の奇跡と引き替えに。
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