独り言
i| p| f
yokにリハは存在しない。 音を出すときはいつだって全開なんだ。 それが『Live House』だろうが、『Rehea.Stu.』だろうが、カビ臭ぇ六畳間だろうが関係無い。
「なぁ、もっとボリュームを上げてくれないか?」
俺が吐き捨てた無骨な音階に、彼女が与えたのは恐れを知らぬ16ビート。 荒れ狂う2つの音を射手座の放った矢が射ぬき、何処までも広がる七色の波紋を描く。
その時、世界は時間を止め、 総ての既成概念は意味をもたず、 あの絶望よりも偉大な希望が、 3つの『オト』を1つの『セカイ』へと導く。
この事柄に関する科学的見解は不要だ。
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