日記なので思ったことを書かせてください。
痛ましい事件の犯人は少年だった。 事件の経過が明らかになるにつれ、あぁー少年なんだろうなと絶望的な気分に 陥っていたけれどやっぱりだった。 神戸の事件、佐賀のバスジャック、豊川の事件、凄惨な少年事件の犯人と同じ ように彼もアスペだったのだろうか、福祉の谷間においていかれた少年なんだろう か。 それとも14歳以下は罰せられないことをわかっていての犯行だったのか。 もしそうやったら最悪や。 事件の情報がほとんどない中ではただ想像するしかないけれど、健全な発達を 阻害された少年はこれからどんな処遇をされるのか・・・ 被害者のご両親は極刑にしてもらいたいとおっしゃったそうだがそれはそうだろう。 かわいいわが子をたった4歳で、しかもあんな殺され方をして失ったのだから。 犯人は12歳なので検察官送致はできません、じゃ納得できないはず。 被害者、被害者家族は一番に守られなければならないと思う。 日本という国は被害者保護意識が欠けている。報道が一番最悪。 だから加害者ばかりが保護されて・・・なんていう本末転倒な話がでてくるわけで。 本当は両方が保護されるべきやと思う。 こんな事件が起こるたびに司法と福祉の交差点に立つ仕事に就きたいと思った初心 を思い出し、もう一度頑張ろうと決意しなおす。 司法と福祉は怒りの感情や正義感だけをふりかざしても何も解決できないと思う。 客観的に分析し、徹底的に調査し、本当の社会の為の利益は何なのかを考えなくて はならないと思う。そのためにはどうすることが最善なのか? 他の生徒がいる前で身柄を確保したという話があるけれど本当だろうか? 目の前で友達を連れて行かれた子どもの気持ちは? かわいそう、ひどい、くやしい、そんな感情だけで犯罪の根本的な解決はない。 理想論を描いているだけではまた同じことが起こってしまう。 殺人がまかり通る社会であっては困る。
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