まゆ日記
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2009年08月26日(水) |
大変ご心配をおかけしました |
お子が学校に行った。
今朝もいつものようにたたき起こしパンを食べさせると、 「ママ、車で乗せてってくれる?」
昨日とちょっと違うなと思った。
昨日は、 「車で送っていく?」 と聞くと、 「いい」 とけんか腰の返事だったのに。
中学校の手前あたりでお子は、 「またおうちに帰っちゃったらどうする?」 と言いながら車から降りた。
バックミラーを見ていたら、クラスメートらしき子と、一緒に歩きながらしゃべっている。 この勢いで校門を通りすぎればいいと思った。
本気で安心したのは昼時だった。 携帯が鳴った。公衆電話の表示。 「ママぁ?お弁当忘れたの。 お子の机の上にあるのぉ。 もってきて」
本気で力が抜けた。
車をすっとばして弁当を持っていったら、事務室の先生が同じ勢いでダッシュしてくれた。
夜、担任の先生から電話が来た。 今日の昼時、いろいろ話を聞いてくれたのだそうな。
結構お子と仲良くしている子がいて。 教室移動の時にお子がその子に、一緒に行こうと言ったら、 「あ、無理」 と言われた。 そのときに。
小学校5年生だ6年生の時に、体育の時間に着替えていたら仲良しの子と目があったそうで。 なぜかその子は思い切りお子をにらみ返してきたのだそうだ。 それからその子とお子はあまり会話もしなくなったようだ。 このことはお子にはとても辛くて惨めな思い出だったらしい。
「あ、無理」 と言われたその瞬間に、この小学校の時のことを思い出し、あのときみたいになったらどうしようと不安でいっぱいになってしまったようだった。
学校では思いの外、ニコニコすごしていたし、弁当を忘れたことを報告に来たのもお子と仲良くしている子と一緒だったから。
なにかとても不安だったりしたら、いつでも先生に話をしてほしいと言いましたとのことだった。
「先生ね、お子がね、病気とかで学校休んだんじゃないって知ってたんだよ。 それでいろいろお子の話、聞いてくれたりしたんだ」
………母親が自分のことをぺろっと担任の先生に話をしているってのが想像できないんだろうか…… とお子の天然ぶりをまた改めて感じ。
お子の心の中のデリケートさを思った。
これからこういうことがあったら、担任の先生のようにお子の脈絡のない話を根気よく聞きだそう。
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