まゆ日記
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2004年10月16日(土) |
あ…「腐蝕の構造」を録画セットするの忘れてた |
テニス日記以外の今日の出来事。 なんとか杯のときは毎年いも煮会になるのだそうだ。
山形のいも煮会というのは結構有名みたい。山形県人はこの時期最低でも一度は鍋をもって仲間や家族と川原に行き里芋・牛肉・こんにゃく・ねぎをいれた醤油・酒・砂糖で味付けしたおつゆをつくって食すのである。σ( ̄▽ ̄)が小学生のときに鍋をひとつ預けられて川原に行き縦割りの班(1年生から6年生まで各ひとりずつ、男女混合)で、いも煮を作って食えっつーのがあった。いまはどうだかわかんないけど山形県人だという人はいも煮を、必ずつくることができる、はずだ。 しかも最近は山形県内のどこのスーパーやコンビニで薪を売ってるし鍋を貸してくれる。 ところで地方によっては入れる具が微妙にちがう。この地は大根と豆腐・しめじがはいるのだが、σ( ̄▽ ̄)の実家では大根と豆腐を入れない。しめじではなくマイタケである。σ( ̄▽ ̄)は豆腐が入ったほうが好きなのだが実家では入れてくれない。 なんの具を追加するかで仲間内でも本気でもめたりすることも、ま、ある。 鍋に具を入れる順番・調味料を入れる順番でも険悪な雰囲気になったりすることも、たまにある。 が、このたびはリーダーの人が「みなさんの作り方があると思うのですがある具をすべて使ってください」ということで、とにかく全部つかって100人前のいも煮を鍋(新生児のベビーバスに代用できるんじゃないかなーくらいの大きさ)3つを作った。 ひとつは薄味・ひとつは濃い味・その中間と鍋の味が微妙にちがうのもまた楽しい。
しかし市街地から離れ、車で移動しなくてはいけないところのテニスコートの隣にある公園で煮炊きなのである。酒はのめねーなーと思っていたら昼間だしちょっぴりということで小さなグラスにビールを少々。ほんのすこしのビールでも結構効く。けっこう美味い。 だらだらと、結局おわん(小さいどんぶり状)2杯食っちゃった。
そのあとお子の試合デビューをみて、お子と他の子が遊んでいる間に他の子のお母さん達となんだかんだ話をした。 学童保育所で顔をあわせるお母さん達は当然仕事をもっているお母さんなのだが、この少年団のお母さん達はだいたい専業主婦の人である。 お子関係での知り合いになったお母さんっていうのは自力で知り合いになった人と違い話ひとつとっても結構新鮮だったりする。 いまはまっているのはフレーバーティーだとか、あそこの店のランチが安くておいしいとかそういうのを延々とやっている。 そういうのをσ( ̄▽ ̄)全然知らないので、つかその店の前を車で何度も通るので場所はわかるけど実際にそこで食ったことはないのでふむふむと話を聞く。 学童保育所のなんかの会で集まるお母さん達との会話の中身がまるで違うのがとても新鮮である。 「うちの子のお友達なんてね、全身バーバリーって子がいるのよ。もう、一緒に遊んでて汗かいたから貸してあげるなんていわれても、バーバリーを着せられてくるのよ。返すときにクリーニングにださなくちゃいけないなんて思ったりして」とかほんと、新鮮。 自分の知らない世界の話を聞くのもほんとうにおもしろいなあと思った。
いも煮会が終わると、残った具に今度はカレー粉とうどんをいれて煮るのである。 今回は薄かったけど、やっぱり勢いで食ってしまい夕飯は抜きでもいいなと思った。が…お子はおにぎりを3個・今日の参加賞のお菓子セットを黙々と食している。 σ( ̄▽ ̄)はまだおなかが一杯。
しかもおそろしいことに明日は学童保育所のいも煮会なのだ。 昨日は会社のいも煮会であった。さすがに3連荘はきついので会社のは…欠席しちゃった。 いも煮会をするのが普通ということになると、山形県人はこういったこともよくあることなのである。
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