育児ノイローゼの母逮捕　生後１６日の二女殺害　山形・米沢

　生後十六日の二女を殺害したとして、山形県警米沢署は十九日、殺人の疑いで、米沢市、無職の女（三七）を逮捕した。調べでは、女は同日午後二時ころ、自宅の六畳寝室に寝ていた二女の首に電気コードを巻いて絞め殺した疑い。
　女は二女を含む子供四人と夫、義理の父母の八人暮らしで育児ノイローゼに悩んでいたという。
　同日午後二時五十分ころ、勤務先から帰宅した夫が「子供の具合が悪い」と一一九番。搬送先の市立病院の医師が同署に通報したことから発覚した。（産経新聞）より　無断引用

いきなり近所の話なのである。町内のごみ収集所の真裏の家のことなのだ。
とはいうもののそのお宅に住んでいる人の顔も名前も、全く面識がない。知っているとすればそこのお宅のお子さんが大きい子でも就学前であることくらいだ。
ニュース番組によれば六人家族であったということだが事の真偽はさておき、あの家で八人なんてもちろんのこと六人が住むのはものすごく狭いだろうということ（だいたい三人家族で狭いなあと思っている我が家よりも小さい感じの家である）と、そこの家の旦那さんは全く避妊に応じなかったのだろうということは事実だろう。
就学前の子供が今回亡くなった生後１６日の赤ちゃんを含めて４人ということは、ほとんど年子状態で４人続いたんだろう。
産後の体が元に戻るまで、妊娠しやすいということもある。実際、自分がお子を産んで、退院するときに「年子をのぞまないのであればしっかり避妊をしてください」とくどいほど看護士さんやお医者さんから言われたのだ。
で、まあこの町の風土というかなんというか、だいたい共働きが当たり前で子供の面倒や家事一切は妻がすべて負担するのも当たり前っていうのがある。
まゆ旦那はほとんどの家事を手伝ってくれるほうだし、夜泣きのひどかったころのお子は旦那が担当したくらいだった。それでも自分はおかしくなりそうなことが正直あった。
ここからは全くの想像であるが。
家のことは女の仕事だとあまり家事をしない旦那さんとこのまえやっとおむつがとれた一番上、その次からは二人おむつをした状態でもう一人赤ん坊が生まれた・あんなに狭い家でしかも舅も姑もいる…
これでおかしくならないほうがどうかしていると、思う。
だからといって自分の子供を手にかけてよいのでは決してないのだが。

今日すこし早起きをしたお子は自転車のりをしていたのだが黒っぽい服をきた知らないおじさんから「△△さん（お子は覚えていなかった）の家、知ってる？」と聞かれ知らないと答えると「おうちの人に聞いてみて」と聞かれたと言いながら帰ってきた。…もしかして警察の人、聞き込みですか？

旦那が押入れをあざってσ(￣▽￣)が買いだめしておいた布をもってきてはさみで縦に２本切った。で、２本を紐状に縫えという。
縫った２本を３０センチくらい重ねて縫って、２メートルくらいの細長い帯状のものを作らされた。
バイクに乗った自分の後ろにお子を乗せて、万一のことがあると危ないのでそれで自分とお子を結ぶための命綱みたいなものだったらしい。
お隣さんから赤いヘルメットを借りてきてお子にかぶせて（羽をもぎ取った赤とんぼみたいな感じになった）、お子をバイクの後ろに乗せて紐でお子と旦那のおなかの辺りを結んで意気揚々と出かけていった。
黄色の「立ち入り禁止」のテープの張られた家の前にパトカーが止まりっぱなしなのを目にしながら見送った自分。
正直にいうとなんともいえない気分であった。

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