can't be alive without you. why don't I miss you
2004年01月20日(火) |
今回も完敗、ってことで! |
…ということで、行ってきました。
G2プロデュース『止まれない12人』 http://www.g2produce.com/g2p/tomare2003/
この日記のヘビーユーザー(いるのか、そんなの)の方はご存じであろうまえり最愛の演出家によるプロデュース公演なんですが、今回も敗北感いっぱいに家路についたよ(笑)! まぁ話の内容は、 『西暦20XX年。西鹿児島から青森までを1本でつなぐ新幹線が開通 した。そこを走るのは、革新的な技術により、時速500キロ走行を可能にした「雷神号」。その完成を披露するプレミアム試乗会が行われることとなった。 さまざまな経路からチケットを入手した11人の乗客は、 いずれも一癖も二癖もある変人・曲者ぞろい。そして、彼らと車掌を合わせた12人の乗っていた1号車が暴走。運転士を失い、制御不能となった車両に、さらなる難題が次々と発生し、事態は、乗客たちの努力もむなしく、収拾のつかない混乱に向かって進んでいく。 果たして、12人は「止まれない」危機から脱出できるのか?』 …といった感じなんですが、この本当にこの人の演出作って見終わったあとの「やられた…!」感がものすごくてさ…びびる。私は別に脚本を書いたこともなければ、演出の経験もない、観劇歴のみが長い人間なのですが、演劇だからどうこうというんじゃなくて、エンターティナーっていう意味でものすごいやられた感を見た人に残す舞台を作るんだよね…この人…! 芝居も映画も小説も同人誌も、私にとっては『どれだけデカい風呂敷を鮮やかに広げて、どれだけ綺麗に畳んでみせるか』がエンターティメントなんですが、そういう意味で、この人の演出作くらい見事にそれを体感させてくれるものが見つからない。今回は舞台セットも面白かった。円形劇場じゃないのに、列車1両の周りを囲むみたいに客席を組んであって、暗転なしに2時間ぶっ通しで話が展開していくのと、電光掲示板の使い方がものすごい面白かった。 初めて見てからもう十年以上経つのですが、どんな小説も、映画も、私にとってあの人の舞台以上の高ぶるものは与えてくれなかった気がする…初めてこの人の演出作を見たのが中3の受験の頃だったんだけど、あの衝撃って忘れられないなぁ…。ものすごい流麗な手品を見せられたみたいな気分になるよ。今回は脚本が後藤さんで、黄金コンビなので、特におすすめ…。といっても、今日が最終公演なんだよね…!この日記を夜中に読んだ大阪の人は、仕事帰りに余裕があったら行ってみて!今日の大阪と今週の広島公演で千秋楽らしいんでアレなんですが。 ああ、でも今日は悔しいけど、幸せな気分で眠りにつけるよ…!
…で、思い出しましたよ…。私通販で大ポカをやっちゃったんだよね…もう訂正してるんですが、新刊の値段(『ほのかなねがい』)を100円高くサイトに書いてたんだ…!先週中の申し込み分は今日発送の際、書面とともに100円分の小為替を同封させて頂いてます。お手数をお掛けして申し訳ないのですが、郵便局にて換金願います…。
そんなこんなを含めて更新は行き詰まったままですよ…ああ…いい夢見が遠ざかっていく…!
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ジャンプ感想。 今週の城之内、ものすごいサービスショットっぽくて震えた…。わーなにこのかっこいい子!って素でビビったりした。城之内FANへの誕生日プレゼント…?
…ってまぁそこはつっこみどころじゃないだろうよ! セトがファラオになったことに衝撃が隠せません。 あんなほぼ崩壊した国を『じゃああとよろしく!』ってな風に去る王サマは本当にいろんな意味で王サマだなぁ…。しかしセトが王の権力を握る国が長く続くとも思えませんよ…その国、掘り起こしたら、ブルーアイズの彫像ばっかりが町中から発掘されそうだ…!町中とにかくブルーアイズづくしにされそうだよ、あのキチガイに。民家の屋根にもシーザーみたいにブルーアイズがのっかってそうだよ!セトがファラオにやって石屋は大もうけ、とかそんなコトしか考えられなかった今週のジャンプです。 最後のページの見開き、なぜか炎天下の砂漠で冬の学生服を着てる王サマになま暖かい気持ちになって…!それ、暑いから!日射病になるから…(悲鳴)!
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