 can't be alive without you. why don't I miss you
昔話。
このサイトが始まるよりもうんと前に大塚日記という無料ウェブ日記のサービスがあってね。最終的にライコス日記に移行した原形の場所なんですが、利用者同士が簡単にメッセージを送りあったり、勝手に作ったグループに登録し合ったりすることで色々なジャンルの横つながりができていった今はもうどこにもない懐かしい場所です。ただ日記が好きなだけだという管理人さんは大塚に住んでいると言うだけで大塚さんと呼ばれていましたよ。私も私の沢山の友達もそこで長く日記を書いていて、そこがなくなってからはある種の日記難民になってしまったんですが。
まぁなにが言いたいかというと、本当に日記が好きなんです・・・新しいサイトに行ったときに一番に見る場所は日記だし、日記が好きだとジャンル違いでもカップリング違いでも通い詰めがちです。
それでも最近はそこまで日記の新規開拓をすることもなかったんですが、世界情勢が一気におかしくなってしまってから、自分と同じ世代の人たちがなにを感じてるのかが気になってまた色々見て回るようになっていした。
新規の日記でも色々、考えさせられるのもあったのですが、昔から見ている日記で最近目が離せなくなっていたものをひとつ紹介。
生きてれば色々あるさ。
アメリカ在住の日本人女性なのですが、与えられる情報に埋もれさせられがちな視点をフッと変えさせてくれる日記です。 私は今のニュースの向こう側にあるイラクという国を見ていると、1945年8月の日本を外から見ているのは、こんな気持ちだったのかなぁと思うことがあります。全然違うはずなのに、重ねると輪郭だけがぴったりと重なる、みたいな。結局、納得がいかないんです、どうしても。「こいつら、イイコトしてるつもりでこの戦争やってるんだったら、本当にとんでもねぇよなー」という気持ちです。
解放という名の侵略。
私は中東って好きなんですよ。 子供の頃からアラビアンナイトの世界に憧れてたから。 イラクって本当に歴史的な美しい建物が沢山あって、ラテンなノリの人々が住む街なので行ってみたいのに行けない街、でした。 戦争が始まる直前の現地レポートを色んな報道番組で見ながら、これから戦争が始まるとは思えないくらいに活き活きした街をみて、どんよりした気分になってました。どんよりしながら、あの街並みや、マーケットの活気や、アラブ特有の民族衣装をみるとホワンとしちゃうんだよね・・・。 あー旅行に行きたい・・・私の行きたい国はSURSで大変で、当分いけそうにもないんですが、中東は無理でもマレーシア辺りは行きたいなぁ。 マレーシアもイスラム教徒の多い国。沢山の美しいモスクがあります。街の人々はビックリするくらいいい人ばかりでなんだかもういっそ恐縮することが多かった。中東風の細くて長い鉄櫛に刺した焼鳥にココナッツソースをつけて食べたり、チャイナタウンの屋台で海南風のチキンライスを食べたり、オッチャンばっかりがたむろする午後のコーヒースタンドでコピ(マレーシア風の珈琲。濃くて苦い珈琲にコンデンスミルクをたっぷり入れて飲むの)を飲んだりしたい・・・! 毎日スコールが来る国なので、雨が降ったら街のそこかしこで渋滞が起きて足止めを食らいます。雨が降ったらしょうがないから、珈琲を飲んだりして一休み。リソーとホテルの海際のカフェで、雷が落ちまくるのを恐々としながら眺めて甘すぎる珈琲を飲んだり、ウォーターメロン(西瓜)のフレッシュジュースを飲んだりする。
雨の中に取り残されると、時間がすごくゆっくりと動いてる気がするから不思議。でも日本でああいう気持ちになることは少ない。
話が逸れてしまいました。 たまには真面目な話をしよう、という日記でした。 こんなところからリンクを貼るのを許可してくださってありがとうございました。 >dynastyさん
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