つなび。まえりの本棚(日記に出てた本はココに) can't be alive without you. why don't I miss you まえりの覚え書きリンク集。 四畳半? 人形プログはココ。 FROM 携帯 よゆう入稿
2003年02月16日(日) あの子、神様だったらしい(笑)!

$姐から教えて貰ったのですが、古代エジプトの神様で頭に花が咲いてる子がいるらしい。教えて貰ったのはハピっていうナイル川の神様らしいんだけど、調べていたらネフェルテムって神様がいてね。この解説がすごかったのでそっと書き留めておきますよ・・・。

【ネフェルテム】睡蓮(エジプシャン・ブルー)の花の神であり、完全、完全な美を象徴する神。ロータスの花の頭飾りをつけた男の姿で表わされる。統一エジプトの守護神としての役割も担っている。

・・・あの子、神様だったらしい!

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★ななこさんち ★まみおさんち ★くさかべさんち ★まえりんち

【受粉情報】
・日下部さんちにピアノを弾いてそうな瀬人花がいるよ。(忍者の子もいる!)
・まみおさんところから、新しい瀬人花の素敵なサイトに出会えるよ!私も大好きな二つです!

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 そういえば木こりの生活を考えてたんだー!
 なので今日は瀬人花が来る前の木こりの話から始めようと思う。妄想もココまで書き込めたら違うものに昇格しないかとたまに思いますが、やっぱりただの妄想です。ちょっと頭のおかしな童話(つかポエム)にすぎない・・・。

 木こりは親の借金を返すために貧しい暮らしをしています。山奥でひとりぼっちでひたすら汗を流して日銭を得る日々です。さして面白いことがあるわけでもありません。
 山を下りて街に出れば、木こりにも沢山の友達がいるのですが、なにせ一杯一杯の生活なので、なかなか街に行くことが出来ないのです。それでもたまにまとまったお金を返済に行くために街に降りると友達と酒を酌み交わしたり、遊んだりしていました。
 もともとそんな木こりのところに遊びに来ていたのは闇鳥です。ある冬の日に、山奥に木を切り出しに来ていた木こりが、アワやヒエで作ったおにぎりを食べていると、餌を探してやってきたのが闇鳥がやってきたのが初めでした。足下で囀る闇鳥に、思わずおにぎりを半分あげてしまう気のいい木こり。闇鳥はそんな木こりがいっぺんで気に入りました。(城之内君、大好きだ!)ってヤツですね。そして闇鳥はちょくちょく木こりが住む小屋に現れるようになるんだ。
 闇鳥は木こりの家に遊びに来るときに山から珍しい木の実や果物を運んできます。でも小さい身体なので、ほんのちょっとだけしか運んで来れない。ささやかな量のグミの実や豆を木こりの掌にそっと載せる闇鳥。木こりはそんな闇鳥の羽を優しく撫でて「ありがとうな」と誉めてくれるます。闇鳥はその賞賛をウットリしながら聞いています。

 『瀬人花』はある木の実や果物のない季節に、手みやげに困った闇鳥が人目に触れぬ山奥から勝手に攫ってきた花でした(ちなみに闇鳥の別名は花泥棒です)。

 連れてきた初め、グッタリして動かない瀬人花に木こりはビックリします。「わー!死んでるじゃん!」とまるでゴキブリの死体を飼い猫に運ばれた気分になる木こり。
 でもゆさゆさと指で揺すってやるとほんのちょっとの温もりが残っていたので慌てて木のコップに水を入れてその中に入れてあげるとちょこっと元気になる瀬人花。でも目は開けない。ぐたりとしながら小さな低い声色で呪詛のような言葉を呟いていました。
「なぁ。コイツは何食うの?」と木こりが聞きますが、闇鳥は首を傾げています。仕方なく、少ない食料の箱からあれこれと見繕う木こりですが、どれもコレも瀬人花はお気に召さないようす。
一番最後に『コレで最後だ』、と取り出したのは、この前街に降りたときに誰かから貰った小さなお菓子の瓶でした。瓶の中には色とりどりの金平糖がつまっています。その一粒をそっと木のコップに浸かった瀬人花に近づけてやると、ぱちりとその目を開きました。瀬人花の青い瞳は、木こりがもう何年も見ていない海と同じ色をしてました。
 「それをよこせ!」とえらそうに手を伸ばす瀬人花に、苦笑しながら金平糖を渡してやります。瀬人花は甘いものが好きだからね。お菓子や甘い果物が主食だもん。小さな小さな花なので、金平糖ひとつでお腹が一杯になってしまうよ。食べ終わってすっかり眠くなる瀬人花。うとうととコップの中で船をこぎ出したので、カタカタと揺れて危なっかしいったらありません。木こりは仕方ないのでコップを持ち上げると飲み口にしがみつくように寝ている瀬人花の頭を撫でました。チョコレートみたいな茶色い髪は量が多くてサラサラしてます。
 闇鳥が、木こりに向かって(コイツは山の奥で土に植わっていたんだぜ!城之内くん!)と教えてくれたので、木こりは妹が持ってきたものの、枯らしてしまった苺の鉢植えを探し出します。枯らせてしまったのに、妹の顔を思い出すと、捨てることが出来なくて大事に閉まっておいた鉢です。残っていた肥料をその土に混ぜて柔らかい土壌を作って、うとうと眠っている瀬人花をそっと植えてやります。そして台所の机の上に置いたまま木こりもその日は寝てしまいました。
 朝目が覚めて台所に行くと、小さな瀬人花もちょうど目を覚まして「喉が渇いた」と騒ぎます。(うるせーなぁ・・・)と思いながらもミルクピッチャーに水を入れて瀬人花に手渡してやるとフンッといいながらも受け取ってゴクゴクと飲みました。喉も潤って、ちょっと落ち着いてきたのが見てとれます。
 そんな瀬人花に昨日の金平糖をまたひとつ取り出して「食うか?」と聞くとポロポロと瀬人花は泣き出してしまうのです。

「モクバがいない。モクバがいない。」

 あんまり哀しそうに泣くので、ビックリした木こりは”モクバ”っていうのが誰なのかを聞き出そうとしますが、瀬人花は「モクバがいない」の一点張りでした。瀬人花の涙を指先で拭ってやるのですが、あとからあとから零れるので追いつきません。指先についた甘い匂いがする涙を木こりが口に含んでみると、砂糖のようなハチミツのような味がしました。驚いて瀬人花の目元に唇を寄せると同じ味がしました。
「貴様はいきなり何をするんだ!」と、怒りに身を震わせる瀬人花。ブンブンと手を振り回して怒っています。
 木こりがほとほと困っていると、ちょうどいいタイミングで闇鳥がやってきました。冬なので閉じられた窓をかつかつと嘴で叩く闇鳥。窓を開いてやるといつものように(城之内くん!城之内くん!)と闇鳥は木こりにまとわりついてきました。今日はどこからか獲ってきた様子の干し柿がお土産です。
「なぁ、”モクバ”って何か知ってるか?」
 闇鳥にそう聞くと、一瞬困った顔をして(モクバはここよりうんと山の中にいる妖精だぜ!)と教えてくれます。聞けば木こりが未だ入ったことがないような山の高く木々の険しい場所に咲く瀬人花の番人の妖精が”モクバ”だと言うのです。
 瀬人花はその間も泣き続けているのですが、よく見ると涙をこぼすにつれて瀬人花はどんどんとその身が透き通っていきます。一杯泣くと最後は空気に溶けて枯れてしまう瀬人花。慌てて木こりは山の中にモクバを探しに行くのでした。

「なんでオレが・・・」とボヤキながらもつきあいのいい木こりです。

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もう5:00だよ・・・!出勤なので3時間ほど寝ます!続きはまた今度!!もっと瀬人花が増えるといいなぁ(たわごと)。
あ。まみおさん、シム新作のエッチ服、素敵でしたよ!昨日シムを買いにいったら、追加ソフトしか売ってなかったー!私だって始めたい!子瀬人を育てたい!(育てゲーではありません)


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