 can't be alive without you. why don't I miss you
2002年09月27日(金) |
ちょうちょだけになぜなくの? |
今日は幼なじみ@南原が、晩ご飯を食べにきてました。今日は今秋初めての松茸ご飯だったので母が夕方に電話で召還した模様。私夕方から3時間くらい寝ててね・・・起きて居間にいたら、両親と南原が『芸能人1ヶ月・1万円生活』っていうのを観てたのでそれを一緒に見てた・・・よゐこのかたっぽが最後の夜、横浜の夜空に咲く花火を観ながら、飼っているにわとり抱きしめながら泣いているのがよかった。つかザリガニはエビの味がするって本当なのかな・・・美味しいらしい・・・。 私は高校の頃、生物部という名の放課後を科学研究室で過ごす会)だったのですが(他にも色々掛けもちしてたけど)、そこでザリガニを飼ってたことがあるよ。裏の田んぼで捕まえてきて、水槽で飼ってました。竹輪を餌にしていた記憶・・・水槽に赤いザリガニというのはカワイらしくて素敵だったので。そうか・・・あれ美味かったのか・・・あの頃知っていたら1匹くらいは食ってみた気がするよ、好奇心に負けて。ちなみに鶏やハムスターやウサギも飼ってました。そして学校の裏庭に畑を作って野菜や果物を栽培して収穫し、果実酒(校内なのにを・・・)を作ったりしてました。放課後に畑の野菜を適当にとってきて、部室のビーカーでラーメン作って食ったりもした(でもこれ理系の人なら絶対経験してると思う)。あれにザリガニを入れてみたらよかったと思った秋の夜。
・・・ちがう!きょうはちょっといい話をしようとしたんだ! その番組の後見ていたニュースでね、岐阜あたりで山から人里に紛れ込んだツキノワグマの仔が射殺されるのが流れたんだ。民家の壁沿いに怯えるようにうずくまって眠っている小熊が撃ち殺される瞬間、映像は一瞬を空を映して、パンッという銃声だけが響いたんですが、なんか切ないよねぇ。いつみてもあれは。 「タマちゃんとおんなじタダの迷子なのにな」と南原がいいながら、「でもおまえ憶えてるか?”くまの子ウーフ”って童話」と話してくれたのが今日の日記タイトル。
『ちょうちょだけになぜなくの?』 ウーフは、優しいお父さん、お母さん、キツネのツネタ、うさぎのミミちゃんたちに囲まれ、遊ぶのと食べるのが大好き、考えるのも大好きなくまの子!ある日、ウーフが、きれいなちょうちょを捕まえようとして、うっかり窓にはさんでしまい、死なせてしまいます。悲しんだウーフは、お墓を作ってあげました。でもそこにちょっと意地悪なきつねのツネタがやって来て「ウーフは、オシリでてんとう虫つぶした時に笑ったり、トンボ捕まえた時羽がもげてたけど泣かなかった。それに魚も肉もパクパク食べるくせに、ちょうちょだけどうしてかわいそうなの???」と問われてウーフは・・・。 【神沢利子(作)井上洋介(絵)/ポプラ社発行】
今、小学校の教科書とかに載ってるらしい名作で、私も読んだはずなのに記憶が遠のいてタイトルまでは憶えてなかった。 「小学生にあの無意識状態の差別意識を問うってスゲー!」というのが南原は言いたかったらしいけど、なんかいろいろ考えてしまったよ。きっとそれは20歳くらいになるまでに、自分の中で回答を出せたらいいタイプの倫理観だと思うんだ。個人的には。でも面と向かって子供に訊かれたとき、その自分で出した回答を、伝えていいのかどうかはわからないな、と思った。葛藤することに意義があるタイプのテーマなので。 私も生まれていない1969年に出版された童話なんだけど、今読んでも切り口が鮮やかだな、と思う。
色んな意味で消化し切れてない半端な日記になったヨ・・・!きっと昨日寝てないせいだ・・・お・や・す・みなさ・い・・・!!
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