 can't be alive without you. why don't I miss you
・・・そういうタイトルの曲があったな、昔。 いや、行ったばかりだというのに何故か今日は一人で大阪城公園に行って参りました。モス買った「かきあげライスバーガー」と「オニポテフライ」と「クラムチャウダー」をひっさげて。 だって昨日の花見は、私と利美さんが着いてすぐに雨が降り出したから、ろくすっぽ見れてないんだよ・・・。 このまま桜の季節が終わってしまうのがあまりに癪だったので、一人でいったのですが、寂しいな~(笑)。いや、年度末の仕事があまりにものすごくてさ!やっとこそれからプチ解放されたので、一人慰安会ですよ・・・。350円払って丸の内庭園(よく大阪の花見のメッカとして中継が入る場所です。金取るだけに見事な桜が咲き誇ってます)に入り、堀際のベンチに腰掛けてながら、堀の水面に向けて枝を伸ばした大きな桜の木をずっと見てました。ライトアップされてるそれは満開といっていいもので、夕方から2時間も眺めてたら、夜が近づくにつれて地上の空気は青くなるのを思い出しました。淡いピンク色の花びらが、日が落ちるとボンヤリと青っぽく光るんだよね。青く透ける、といったカンジに。 ちょっと寝そうになったんですが(花見疲れ・・・)結局閉園までいました。隣は一眼レフ片手のおじいさんでね、ちょっと話をしたりしました。 まぁ平たく言えば新刊の原稿のネタ探しだったんだけど、たまにはこんな風に花の下でボンヤリするのもいいなぁと思った。あんまり綺麗で夢みたいで、来年も来ようと思ったり。 私は桜が、花の中で一番好きかもしれない。多くの日本人がそうであるように。 昔「戦場のメリークリスマス」という映画があったけど、あの原作の「影の獄にて」というヴァン・デル・ポストの小説のことを少し。作中で日本人の死に対する思想について語る部分があって、私はそれを読み返すたびに桜の花を思い浮かべたものでした。 ちなみに「(日本人にとって)死者は幸福な、満足した、慈悲深い魂である。なぜか?なぜなら、生きている者は、生き”ねばならぬ”ために、むしろ生きることよりは死ぬほうを本当は望ましく思うのであり、生きるよりは国のために死ぬことのほうが、もっと気高いことだと考えるからなのだ。生ではなく死が、彼らにとっては浪漫的にみえるのであり・・・」という一文だったと思います。いや、右翼でも左翼でもないんですが(笑)、戦争文学みたいなものはひどく好きでよく読みました。戦争文学って本当に桜がよく出てくるんだよね・・・桜貝みたいに綺麗なままの花びらが、風に捲かれるように散る様に、若い命が散るのを重ねるのは多少陳腐だとは思うのですが、この時代特有のノスタルジーを感じるのも確かです。そう言う意味で木蓮とかはダメなんだろうね、すぐに黄ばんじゃったりするからな。 桜以外なら、甘い匂いのする花が好きです。金木犀・沈丁花・ジャスミンあたり。噎せるくらい甘ったるい匂いがするのがいい。梨の花の匂いも甘くていい。
・・・なんか、今日の日記だけ著しく浮いてそうですな・・・(笑)。 そういえば一昨日の城海サミットで「4題もの(4つのキーワード全部を使って妄想する)」をやったのですが、、『夜桜』『歯形』『畳』『前髪』ってどうなんだ・・・それで城海って、簡単なのか難しいのかよくわかりません。 でも没になった『生理用品』『おかゆ』『白ラン』『団地』っていうのは、むしろ妄想できる人がいたら耳打ちして頂きたいほどです。あたいならサレンダー(笑)! そうこう言ってる間にGWの締め切りらしい。 ぼやー・・・何書こうかねぇ・・・。
|