お嬢の日記
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私が見つけたラッキー♪
毎年恒例の温泉の旅館にて。 私に代わり「お母さんもやってみて」
食べていくだけが精一杯の。 二人の子供を死なせないようにだけ育ててきた。 75才の母と81才の父が卓球をする姿を眺めて。 あー、不器用ながらもそれなりにお互いを。 支えあってきてご褒美の時間があるのだと。 しみじみ思う。 私の家族は正直家族って何なんだろうと。 思うほど絆もないしよそよそしくて。 違和感はある。 それは両親が不器用ゆえの事であるからであり。 受け入れざるを得ない。 私も普通の娘としては生きてはいけないのだし。 お互い様ではある。 お互いの問題はお互いが解決してきたスタンスな所で。 なんとか機能してきた。 両親が器用な人だったら私は自立出来なかっと思う。 なんとかしてくれる人は居ないから。 問題事も自分で何とかしていくしかないのである。 年齢もあって出来にくいこともまた少し増えて。 お一人様ゆえの不安も増えがちなお年頃ではあるが。 パートナーにガッツリ負担をかける訳でもなく。 周りにいる身近な人達にちょっとだけ助けて貰いながら。 生きていくスタンスがきっとベストなのだと信じたい。
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