│←生きています。娘が、→│
パンプスを買いに行きました、近くのイオンモールに。 なんか、明日、事務所でオリエンテーションがあって、 宣材撮影って聞いて、昔のこと思い出して、 凄くしんどくなっちゃった。 バッカだなーぁ。← 看護学校行きながらバイトに行ってた頃のこと。 撮影にはお店から代金は出るけど 多分8500円くらいかかって、 プロの人に、メイクや髪のセットをしてもらう。 お店に貸しを作ってしまった、、…、 ふー、と、また、何度目かの覚悟を、決めさせられる。 美容室から抜けて、違う場所にまた移って、 薄い着物のような羽織1枚で 白色の背景の場所に座りポーズをとる。 カメラマンがゆうとおりに、それらしく、する。 そして、その写真たちはデジタル化や可視化されて、 お店に名前と一緒にお客さん達に選ばれるように。 ファインダー越しの私の顔は、自信に満ちていたはず…
どれだけ必死で看護師になりたかったんだってね、 笑えないよ。馬鹿みたいに。ごめんなさい。 つらかった。 思い出してはいけない記憶。 自宅から一時間半くらいかけて、目標額までがんばろうって、決めてた。
都会のマンションの6階の一室に、女たちが入れられていて、 みんな、自分の出番を、待っている。 壁には、個人の実績の順位を書いた棒グラフの大きな紙。 あ、私、今、2位なんだ。って、思ってたら、息つく暇もなく、 お店から電話がかかってくる。 そう、お客さんが、私がいいって選んでくれた 貴重な時間だ。 はしっ、て、い、かな、きゃ。
ごめんなさい。 こんな私を許してください。 10年くらい前の私より、今の方が弱ってる、のかな。 よくわからない。 置き去りにしてきた記憶たち。 さようなら 、バイバイ、て、潔く笑顔で手を振れたら。 どんなに、幸せだろう。 思い出のカケラを貼り紙みたいに合わせたのが、 今の、私なんだよね。
嗚呼、また悲しくなってきた。
がんばって、生きていきます。§2017年07月28日(金)§ |