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2011年09月09日(金) 未来
片手で持てる小さな荷物
たったひとつだけで
どこまで行けるのだろう
行き先の見えない電車に乗って
ぼくはトンネルの向こうを目指す
この先になにがあるかなんて知らない
知りたくもない
これから出会うたくさんのことに
期待と不安が入り混じる胸をおさえ
前だけ見つめていたいんだ
たどり着いたその場所に
ぼくの未来はあると信じてるから
2011年02月16日(水) みらい
きっかけは何でもいいの。
それが君に繋がっただけ。
期待はしないわ。
あとが怖いもの。
これが現実になればいいのに。
今はまだ、夢の途中。
2008年07月22日(火) TRUST
言葉に出来ないほど
ありふれたモノ
たったひとつの
叶わぬ願い
伝えたいのに
どうして言えないの
いつも笑っていて
その優しい目で
わたしを見つめていて
きっと大丈夫
何があっても
信じていける
どこにいても
伝わらなくても
想い続けているから
いつも笑っていて
その優しい手で
わたしを包んでいて
瞬きも惜しいくらい
焼き付けたい
その愛しい仕草
いつも笑っていて
その優しい目で
わたしを見つめていて
わたしを包んでいて
2008年07月03日(木) 紫陽花
雲の流れを目で追って
たどり着いたその場所に
待っているのが君なら
僕はどんなことだって
力に変えられるんだって
自信持って言える
本当は好きなのに
本当は会いたいのに
どんな僕も見せたいよ
笑って泣いて怒って拗ねて
そんな君が見たいのも
君が好きだから
雨の雫を傘に乗せ
流れ落ちたその下は
水たまりが映し出す
僕の気持ちだって
隠してる事なんだって
鏡のように見える
本当は好きなのに
本当は会いたいのに
紫陽花がキレイだよ
僕が見たもの全部見せたいよ
そんなコト思うのも
君が好きだから
紫陽花がキレイだよ
僕の目に映るもの全て見せたいな
そんなコト思うのも
君が好きだから
2008年06月06日(金) ガールズ・トーク
アコガレはパンク・ガール
破れたTシャツ
ギターかき鳴らすその指
短いスカートから
すらり伸びた足
楽しそうに跳ねる靴音
欲しいものはいつだって
ステージの上にあるわ
その光をまとって
未知の世界へ飛び出したいの
アコガレはお嬢様
キレイなドレス
鍵盤をすべるその指
長い髪の毛を
ゆらりなびかせて
お上品に笑う口元
欲しいものはいつだって
あの窓の向こうにあるわ
その光を目指して
狭いハコから飛び出したいの
いつだって
違うモノ求めて
変わりたいと願うけど
いつだって
同じモノ探して
変わらないと安心してる
欲しいものはいつだって
この手の中にあるのよ
だってそうでしょ?
世界はわたしを待ってる!
2008年04月22日(火) きみのコト
現実を切り取って
イヤなコト、
そこに全部
しまえたらいいのに
現実を切り取って
ホンモノを、
そこに全部
詰め込めたらなぁ
悩みゴト
願いゴト
ほんの少しだけ
小さなカバンには
小さな悩みと
大きな願いを
小さなカバンには
小さな恋と
大きな愛を
切り取った現実には
君のコトで悩む僕を
切り取った真実には
君のコトを想う僕を
どっちにしても、
僕が考えるのは
いつだって君のコト
君はそんなコト
気付いてもいないけど
2008年04月09日(水) TOKYO
しがみついた腕で
見えないモノを探り
わたしは何処へ?
都会の真ん中で
見えないモノを探り
わたしは何処へ?
頬杖ついて
窓の外
ピンクに染まる
コンクリート
しがみついた腕で
見えるモノを掴み
わたしは何処へ?
都会の真ん中で
見えるモノを掴み
わたしは何処へ?
きみの手
電車のドア
ガードレール
わたしに見えるモノ
わたしの目
聴こえる音
吹き抜ける風
わたしに見えないモノ
しがみついた腕で
見えないモノを掴み
わたしは何を?
都会の真ん中で
見えるモノを探り
わたしは・・・
2008年03月28日(金) Spring has come.
小さな公園
大きな桜の木
そっと見上げ
散る花びらと
その先にある
どこまでも青い
広い空が
なぜか寂しい
春は出会いと別れ
想いが行き交う時
ぼくはここにいる
叫びたい気持ち
ぐっと飲み込んで
風に吹かれた
並んだベンチ
隣にある遊具
そっと腰掛け
舞う花びらに
手を伸ばしたら
どこまでも続く
長い道が
なぜか悲しい
春は終わりと始まり
未来の自分へ さぁ
ぼくは歩き出す
止まらない想い
そっと抱え込んで
天を仰いだ
春に包まれて
変わらないものと
変わっていくものを
この手に乗せて
2008年03月14日(金) またね
その時を
目の前にすると
何も浮かんでこないんだね
キミはただ
タバコに火を付け
煙の行く先を追ってた
言葉は宙を舞い
風に乗って流れてく
旅立つキミに
たった一言
「ありがとう、またね」
それが精一杯だったんだ
あの時は
笑った顔を
覚えていて欲しかったんだ
ボクはただ
くだらないことで
笑わせるのに必死だった
想いは空高く
雲を突き抜け飛んでく
旅立つキミに
言えない言葉
「さよなら、バイバイ」
最後だなんて思いたくない
旅立つキミに
たった一言
「ありがとう、またね」
それが精一杯だったんだ
2008年03月12日(水) 泣かない方法。
やっと見つけた
泣かない方法
ビンのふた開けて
取り出したキャンディ
ひとつ口に入れるたび
思い出すあの日
楽しかったコトだけ
カラフルに色づく
彩られた
七色のまんまるが
あたしの心を軽くする
ビンが空いたら買いに行こう
いつかのあなたが
隣にいたこと
思い出して
悲しくなったら
甘い甘いキャンディ
ひとつ口に入れて
目を閉じれば
あなたの笑顔を思い出せるわ
七色のまんまる
魔法のくすり
あたしだけに効く
恋の味
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