徒然なるままに…
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2015年09月02日(水) この5ヶ月のこと。

すぐそばに話を聞いてくれる人がいるというのは有り難いことではある。
でも、自分の中でよく考えないまま話してしまうのは、結局自分も相手もしんどくなるだけだと気づいた。
最近日記を全然書いていなかったけど、やはり日記を書く(=考えを整理して、本当の問題点を明らかにする)という作業が私には必要なのだと気づいた。


過労で体調を崩し、この3ヶ月間病気休暇を取っていた。
あと数日で職場復帰なのだけれども、怖くて仕方ない。


この4月から休日も全く気が休まらず(休日も仕事しないと間に合わないし、50人近くの人に常に気を配らないといけないといけなくて、それを休日だけオフにするという器用な芸当が私にはできないし)、自分の事をする時間が取れず(睡眠時間もかなり削られていた)、気分転換もストレス解消もできなくて思考回路はどんどんおかしくなっていった。
5月末頃は、「どうやったら入院できるだろう?」と必死で考えていた。
(骨を折るくらいじゃ松葉杖ついて仕事しろとか言われそうだから、入院。)
今まで私に時間を費やしてくれた人に申し訳ないから、積極的に「死にたい」とは思えない。
でも、「生きていたくない」という思いは常にあった。
いつまで生きたら許されるんだろうか、と。

入院云々の話をたまたま同僚にぽろっと話したら、相当危ない状態だと判断してくれ、二人の上司に相談してくれた。
相当睡眠不足なのにも関わらず、6月に入って全く眠れなくなるという分かりやすい症状も出てきたので、自分の限界が近いことを説明しやすくなったという状況の変化もある。

一方の上司には「どこの職場でも仕事は大変だよ」と言われ、さらに私が「死ぬことしか考えられない状態になったら、全ての仕事を投げ出して逃げます」と言ったら「それ(=逃げること)は困る」と言われる始末。
この人に言っても無駄だなと絶望。

幸いもう一方の上司はまともで、「これ以上ひどくなる前にしっかり休みなさい」と半ば強引に休む方向へ持っていってくれた。
私としては多少仕事量を減らしてもらえれば良いかなと思っていたんだけど、心と体をごまかしながら仕事を続けたって何も良くならないのは明らかだから、的確な判断をしてもらったと思う。

ということで、この3ヶ月専業主婦のような生活をしていた。
4月からの二ヶ月間に全くできなかった「自分のために時間を使う」「同居人のために時間を使う」「しっかりと料理をして美味しいものを食べる」(私にとって食事はものすごく重要な地位を占める)等々をし、とても人間らしい生活を送った。
心ない言葉で不用意に傷つけられることもほとんどなく(会う人が限定されているから)、シェルターの中にいるような感じだった。
もちろん時間があるからこそ色々考えてしまって辛くなる時もあったけど。


で、そのぬくぬくとしたシェルターを出ないといけない時が来てしまったと。
物事には終わりがあるんだし、ずっとこのままでもいけないのは分かるけど、復職を目前にした8月末からずっと不安でもやもやしていた。
ようやく昨日、不安の原因が「傷つけられるのが怖い」ということだとはっきり分かった。

原因が分かれば対策も立てられる。
前に鬱になったとき、心を殺すことで感情に起伏がなくなって生きるのが楽になったことを思い出して、今回もそうすることにした。
体を殺せないなら心を殺すしかないじゃないかというだけの話。
あと、他の人の心なんて分からなくて当然だから、気を遣って心情を推し量ることもしない。
これをするだけで生きていくのが格段に楽になる。


心を殺したって、今回のように知らないうちに復活するんだろうけどね。
(復活の原因は時間の経過だけでなく、大切な人ができたことにもあるように思える。皮肉なものだ。)
しばしお別れ。さようなら。


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